シカゴP.D. シーズン2 22話「苦悩/PUSH THE PAIN AWAY」【CHICAGO P.D.】

2017/10/21

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン2 バイオレンス

t f B! P L

あらすじ


Elizabeth Sisson/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


2017年5月19日~AXNでシーズン2放送(全23話)

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ジム発砲事件


バージェスの特捜班への出勤初日。
挨拶もままならない状態で、ジムでの発砲事件が発生する。

犯人は4人組だが、3人は逃走、1人を確保。
犠牲者は5人。男性4人が死亡、女性1人は手術中だった。

監視カメラの映像を、マウスが繋げて犯人の動きを確認する。
スムーズな動きに、かなり訓練された軍隊のようだった。

念の為、ジムに居た客全員の発射残渣を調べたが、何も問題はなかった。
生き残った女性客から、犠牲者の男性達がエルカーン共同法律事務所のシニア・パートナーだと知る。


つながり


拘留した犯人は口を割ろうとはしなかったが、3日前のインディアナでの殺人現場から出ていた指紋と一致した。

その事件の被害者は、リチャード・デイビスというランカスター・ケミカル社の技師だった。
ランカスター・ケミカル社はエルカーン共同法律事務所の顧客という繋がりを発見。

しかし、それ以外の情報が見つけられずにいると、ボイトがインディアナの陸運局のデータを調べろと言った。
勝手に調べる事は出来ないというが、局長も「やれ」と非合法な手段に許可を出した。


手掛かり


パトロール隊も総出で周辺を捜索していた。
すると、ローマンが薬莢を発見。
そのすぐ側に防犯カメラを見つける。

すぐに連絡を入れカメラの映像を確認してもらうと、3分間にそこでゴミ収集車を乗っ取っていた事が分かった。
それを聞いたアトウォーターは、まだ間に合うと走り出した。
見事に、前方にゴミ収集車を発見。
近くに居た31分署のパトカーを借りて、ローマンと追跡すると犯人の車は建物に突っ込み、そのままそのビルに押し入った。


報復



手術中の女性が死んだ連絡を受ける。
女性は弁護士だったと聞いて、ボイトはこれはテロではなくランカスター社への報復だと気づいた。
ランカスター社のCEOは会社買収でシカゴへ来ている。


CEOのマクレランドと弁護士のヘイスティングスを署に呼ぶが、「企業秘密」だというばかりで大した手がかりは得られなかった。
リチャード・デイビスが企業秘密を盗んでいたが、殺される1週間前に200万ドルの機密保持契約を含んだ金額を支払っている事は認めたが、一連の事件とは関係ないと帰って行った。

リンジーは必要以上にイラついて行く。


立てこもり


現場にボイトが呼ばれ、犯人と交渉をするが何かの違和感を覚えた。

ボイトはその違和感を確認しようと、SWATを押さえつつ、1人丸腰で突入する。

中に入ると2人の犯人に銃を向けられる。
もう1人にも話したいといっても、姿を見せなかった。
人質の確認は1人だけさせてもらい、その隙に奥の部屋に複数の姿も確認した。


その頃、マウスが拘留中の男の身元を掴んでいた。
エバン・コズレック、パオリ在住。
ボイトが睨んだ通り陸運局のデータにあった。
地元の新聞に8歳の姪がリンパ腫で死亡した葬式で棺を運ぶ姿が写っていた。


リンジーはすぐにボイトに連絡をする。
ボイトはインカムでリンジーの連絡を受けている事を犯人に気づかれないようにしながら、犯人との会話もこなした。

目の前の犯人の情報が入る。
オーウェン・コズレック、元海兵隊員で拘留中のエバンの兄だった。
去年亡くした娘の死因がランカスターの試験施設にあると信じている。
オーウェンは技師に11回も連絡をしていた。


ボイトはすぐに、その情報を利用しオーウェンに話しかける。
興奮したオーウェンはボイトに近づき、大きく動いたので屋上から狙っていたハルステッドが仕留めた。
その瞬間、アントニオが突入の命令を出す。

残った1人が銃を構えると、ボイトはすぐさま身体を張って押さえ込んだ。

もう1人は逃げたとアントニオがいうと、ボイトは始めからここにはいないんだ、と言った。
これがボイトが感じていた違和感だった。


4人目の男


3人目の男はレイ・コズレックだった。
元々悪党であったが、オーウェンが皆を訓練していた。
4人目の男も親族だろう。
マウスは共犯者になりそうな縁者を探ってみたが大家族だと、うんざりした様子で写真を並べた。

その中の1枚に、バージェスが反応する。
ニック・サッター。

ジムで、リンジーと一緒に取り調べをした客だった。
「被害者の女性と来た」と言っていたが嘘だった。

ニックは、亡くなった少女のいとこにあたる。
消炎反応がないから帰したが、まさか犯人の一味だったとは。

そこでオリンスキーが気づく。
ニックを逃がす為にわざと立てこもって注意をそらしたのでは。
まだ標的が残っているから。

リンジーは急いでマクレランドとヘイスティングスを捜す事に。


オリンスキーは机にあったUSBとバージェスを使って、エバンに一芝居を打った。

バージェスは州検事補となり、USBに「あなたたちが欲しがっていた技師のデータよ」と見せて、ニックに計画中止の連絡をさせようとしたのだった。

睨んだ通り、デイビスは味方で証拠となる毒性試験と社内通信のデータを彼らに引き渡す予定だったが、200万ドルで寝返っていたのだった。

どのみちマクレランドはもう飛行機の中よ、というがエバンは「なら問題ない」と落ち着いていた。

そして2人は気づく。
エバンの落ち着きから、標的はマクレランドではなくヘイスティングスなのだ、と。


リンジー


Elizabeth Sisson/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


特捜がヘイスティングスの職場へ踏み込む。
リンジーは1人、オフィスの中を捜索していると、背後からニックに銃を向けられてしまう。

銃を置き、ニックと向き合い説得する。
そのうち、仲間達も到着してリンジーを挟んでニックに銃を向けた。

しかしリンジーは仲間達を制止して、ニックへの説得を続ける。
まだ誰も殺していないと信じ、それでもヘイスティングスを殺したいのなら私を殺して行けという。
「早く撃ちなさいよ!!」と自暴自棄とも思えるように怒鳴った。

ニックはリンジーの気迫に負けたのか、大人しく銃を渡した。


無事何事もなく助かったヘイスティングスは、記者会見にボイトも隣にと言い出す。
「我が社と警察と町の団結を世間に見せる」とずうずうしく利用しようとするが、ボイトは俺が横に立つのは逮捕するときだ、と握手しながら言った。
「また会おう」

Elizabeth Sisson/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC




つづく

かんそう


バージェス初日から、大忙しですがこれが特捜なんですよね。
すっかり初日で、もうパトロールには戻れない状態になっていました。
まあ、彼氏も一緒だしねw

リンジーは、今回も精神的、肉体的にも不安定そうで見ているのがつらかったです。
ボイトにも、ミスが許されない現場にいる事に不安視されていましたけど。
仕方ないですね。

プラットも心配して声を掛けたりしていましたが、リンジーの閉ざされた心にはなかなか響かせる事は難しいようです。
なんたってあんなに嫌がっていた母親の店にまた顔を出す位ですからね……。

そしてその店で、昔の知り合いランドン・バニックに再会していました。
失礼ながら、すぐに死ぬか悪さして消えていきそうなw 雰囲気満々でしたけど、勢いでそのまま部屋にお持ち帰りされていました。
まーそれは良いとしても、ランドンの部屋にあるドラッグにリンジーは気づいていました。

嫌な事があってドラッグといえば、もう王道ストーリーしか考えられず。
次回はシーズン・ファイナルですし、リンジーに何かおきるのではないかとドキドキします。


そして今回のボイト! 少し前の腕を怪我して大人しかった頃を抹殺するような大活躍でした!

人質立てこもりに丸腰で1人で入って行く姿なんて格好良すぎますね。
丸腰アピールの為、Tシャツ1枚になって寒くないのかなって余計な心配しちゃいましたけどw

その後も銃を持った男に素手で立ち向かって行き、ガラスの破片拾って武器にして勝つ、とか。
さすがシカゴの番人!

やっぱりPDはボイトの活躍が見れてこそ! だわ~。
そしてメインの事件ががっつり1本って感じで、見応えありました。

次回はいよいよシーズン2、最終回!
楽しみです!


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(文:ジェーン洞)



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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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