シカゴ・ファイア/CHICAGO FIRE シーズン4 19話「誇り高き歩み/I Will Be Walking」

2018/03/16

ジェーン洞 シカゴファイア シカゴファイア シーズン4 海外ドラマ 消防士

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あらすじ

Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


2017年11月2日(木)~AXNでシーズン4日本初放送(全23話)


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ケイシー



高架の下に怪我をしたビクターという高校生が釣られているとの通報を受け、はしご隊と救急隊が救助に向かった。


Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


救助後に、ビクターの祖母のパトリシアがケイシーを訪ねてきた。
ケイシーに議員としてのクレームを入れてきたのだった。
「自分の区であんな暴力を許すの?」
このままでは退院できても、物騒だから楽しみにしている高校の卒業式にも出られないと訴えられた。

それをきっかけにケイシーはビクターについて、特捜のアトウォーターから事情を聞いた。
実はビクターの兄が、元ギャングで足を洗った際に警察に協力をしたため、恨みを買っているのだという。
何も関係のないビクターが、そのツケを払わされているのだった。

ケイシーはビクターを見舞い、卒業式に出るなら一緒について行くと申し出るが、ビクターは祖母や父親の血なのか、1人で平気だ、と断った。
あれだけの暴力を受けても、ギャングに屈するつもりはないようだった。


ケイシーが困っていると、大隊長が声をかけた。
以前、高校の近くでドラッグ販売を止めさせた男にまた頼めないのか、と。
それには、防犯カメラを取り除くという代償を支払っていた。
今度もまた、何か条件を飲まなくてはならないのだろうが、ケイシーはそうする事に決めた。

Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


ケイシーはデニーの仲介で、ギャングのトニーとフリオに会う事が出来た。
ビクターが外を安全に歩けるようにしてくれたら、俺も頼みを聞く。

そう持ち掛けたが、結果として取り引きは成立しなかった。
彼らの仲間が警察に取り調べられてしまったのだった。

退院したビクターに、危険である事を伝えるがビクターは頑として卒業式に出ると言った。
怖い物にこそ立ち向かえ、という父親の教えがあったのだった。


悩んだケイシーは、ビクターの卒業式に付き添う事を決めた。
その報告を受けた大隊長も、職員総出で卒業式への道を警備して協力した。

それまでは、助けを振り払っていたビクターだったが、ケイシーの決意に折れて一緒に学校へ向かう事に。
家を出ると巨大なハシゴ車や消防車が何台も道を埋め、その横には51分署の仲間達が並んで見守っている、圧巻の光景だった。

周囲を囲むギャング達も手を出すことは出来なかった。


その映像を見た、政治コンサルタントのスーザン・ウェラーがモリーズでケイシーに声を掛けた。
「あなたなら国政に出られる。協力させて」

ケイシーは話しを聞く事にした。


セブライド


セブライドの元に、ホロウェイ刑事が息子のJJに署内ツアーをさせて欲しいと、預けに来た。

JJは犬好きで、パウチとすぐに仲良くなった。

大分遅れて、ホロウェイが迎えに来た。
相変わらず仕事については何も言わないが、夜飲みながら話そうと約束をした。

ところが、待ち合わせのモリーズにホロウェイはなかなか現れない。
気になったセブライドはアントニオを呼び出して、ホロウェイについて知ってる事を尋ねた。
すると、今担当している捜査で相当忙しいはずだと言われる。

ホロウェイは以前、メキシコの麻薬王につながる危険な組織に潜入をしていたのだった。
その際に幹部を2人逮捕したが、ボスは逃亡していた。
そのボスを先週捕まえていたので、ホロウェイは証言する事になっているという。


その後、また前触れもなくセブライドの留守中にJJが署に預けられていた。
迎えに来たホロウェイに、事件の事を聞いたと告げると、JJを怖がらせたくなくてセブライドの所へ預けたのだと打ち明けた。

セブライドは、力になるからいつでも連れてきてくれ、と声を掛けた。


ジミー


ジミーとシルビーは、高級マンションの1室で倒れている女性の救助に出向いた。

その女性は、腹部を美容整形したばかりでその傷からの感染で敗血症を起こしていたのだった。
それに気づき点滴をすると、すぐに気が付いた。
目覚めた時に、目の前に若くてイケメンなジミーがいる事に女性は夢を見ていると勘違いしたようで、ジミーの顔に手を伸ばした。

しかし、自分が吐いた物にまみれて倒れていたと気づくと恥らった。


その後、また同じ住所から救急の通報を受けた。
2人が出向かうと、女性はぴんぴんしていた。
明らかにジミーに会いたくて、わざと呼び出していたと分かる。

ジミーはお茶を出されて、一度は断るがどうしてもと言われて飲む事にした。
シルビーは、気を使って書類を作ってる、と2人きりにした。


ところがその女性が、署に「またお茶に来て」というメッセージを添えた贈り物をしてきた事から、2人は大隊長に呼び出されてしまう。

せいぜい5分だけ、ジミーだけがお茶をもらったと正直に答えたが、出動先では手当が済んだらすぐに帰るように、と注意を受ける。

大隊長の言う事に異論はなかったが、ジミーは「尊厳を取り戻してあげたかった」と自分なりの理由を伝えた。

すると大隊長はジミーを呼び止めた。
シルビーが緊迫する様子を見守るが、大隊長はジミーによくやった、と声を掛けた。


ハーマンとキッド


ドーソンはハーマンに、モリーズの客が減少していると報告をした。
それを聞いたキッドは、自分には2年半のパブ経営歴のあると口を出し始めるとハーマンは対抗した。
そんな2人を見たドーソンは、「バー・オリンピック」の開催を提案した。
2人は、300ドルを掛けてバーの知識で戦う事に。

ドーソンの仕切りで、クイズから目隠し利き酒、そしてマイタイ作り競争で決勝となった。
少しリードしていたハーマンが、ここでも先にフィニッシュを決めた。
しかし、キッドは用意されたシロップが単なるシロップで、アーモンドではない、と待ったを掛けた。
出来上がったものは「マイタイ」ではない、と。

結局それに気づかなかったと言う事で、ハーマンは破れ勝者はキッドとなって終わった。


ハーマンが掛け金の300ドルを用意していると、キッドがやって来て300ドルの代わりにモリーズで働かせて欲しいと言い出した。
売上回復にも役立つし、良い仕入れ業者も知ってるから。

するとハーマンは、すべてはドーソンとキッドが最初から仕組んでいたのではないか、と気づく。
2人はそんな訳ない、と否定したがハーマンの姿が見えなくなると顔を合わせて笑いを堪えた。


オーチス


オーチスは、ロッカーのネームが剥がれると悪い事が起きるというジンクスを気にしていた。
クルースはそれをバカにしていたが、着替えているオーチスの背中に大きなアザを見つける。
オーチスはからかわれているのだろうと思いつつも気になって、確かめるとウソではなかった。

背中だけではなく腰にも身に覚えのない大きなアザを発見する。

気になったオーチスはシルビーに口止めをして診てもらうが、すぐに病院に行くべきだと言われてシカゴ医療センターに行く。

ウィル・ハルステッド医師に診てもらうと、すぐに血液検査を受けるべきだ、と言われる。
オーチスは調べた知識で白血病の疑いがあるのか、と確認するとハルステッド医師は可能性はある、と答えた。

だが、オーチスは結果を知るのが怖いのか血液検査を受けないままでいた。
心配したハルステッド医師もわざわざオーチスに電話をして、先送りにはリスクがあると伝えていた。

更にシルビーに、その後の結果を聞かれると血液検査の結果問題がなかった、とウソをついた。


20話「最後のインタビュー/The Last One for Mom」へつづく


かんそう


ゲスト:アトウォーター、アントニオ(シカゴP.D.)、ウィル・ハルステッド(シカゴ・メッド)


いろんなドラマが繰り広げられて、ファイアらしい! と感じる回でした。

ケイシーの政治活動は、なんだかPDのボイトのような立ち回りになってきているw
そして悪人を利用するのは、そう上手くは行かないというのが珍しくリアルでしたw

被害者のビクターがめちゃいいこで、ケイシーらがかかりっきりになるのが納得できました。
でも何故最初からそうしなかった? って結果にツッコミました。

そしていきなり国政ってw ケイシーってまだなんもしてないと思うんだけどw
ケイシーはどんな気持ちで話しを聞いたんでしょうかね。
もう展開が漫画になってきたw



ホロウェイは、いきなりセブライドに子供を預ける程の信頼をしていたというのにはびっくりしました。いつの間にw
子持ちだけど、父親の影が一切見えないのでセブライドはまた期待しちゃうんじゃないかな~。
けど、解決と共にあっさり撤退という、またセブライド利用されて終りエンドが頭に浮かびました。
まあ、まだいきなりセブライドが子持ちになるのには早いし、JJ君は大きすぎるでしょう!


ハーマンとキッドとドーソンのドタバタは、一番ファイアらしいと感じた理由でした。
最近こういった、意味のない? サブストーリー少なくなっていたのかもしれない……?
PDとの明確な差別化として、ハシゴ隊のバカ騒ぎ。なんだか久々に感じました。
やっぱりこのハシゴの雰囲気に対する救助のクールさ、みたいなのが魅力だったんだよな~と。

そして最近はジミー導入でアイドルちっくになっている救急隊!
とうとう、救助したマダムに気に入られるというこれまたファイアらしい、ゆるいドラマが良かったです。
でも、ジミーの「尊厳を取り戻してあげたかった(きりっ)」で、単なるおふざけでも終わらない上、それを大隊長が褒めるという見事な連携!

ルールだけではない人情の51分署ってのがやっぱりいい所だなーと、改めて感じました。

と概ね、人情ドラマを繰り広げていたのですが、唯一珍しくオーチスに黒い影が……。
せっかく女子との出会いがあったと思った所に><
なんて事!?

そしてオーチス、現実から逃げたままで次回へ続くとなっていますが、どうなるのでしょうか?
次回また大きな展開があるのかしら??


20話「最後のインタビュー/The Last One for Mom」へつづく

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(文:ジェーン洞)

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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