ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2D・日本語字幕版) | ヤンジージャンプ・フェスティバル

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さぁ、今回も2ヶ月前に観た映画の感想を今さらながらに書いていくシリーズ! 薄れていく記憶を頼りに、まずはあらすじの紹介です。

 

 

【あらすじ】
銀河のはみ出し者たちで結成されたマーベルの異色ヒーロー・チーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”の活躍を描き空前の大ヒットを記録したスペース・アクション・アドベンチャー大作の第2弾。再び銀河の危機に立ち向かうガーディアンズの運命を、リーダー、ピーター・クイルの出生の秘密とともに描き出していく。キャストにはクリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、マイケル・ルーカーと声の出演のヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパーら前作の主要メンバーに加え、新たにカート・ラッセル、エリザベス・デビッキ、ポム・クレメンティエフ、シルヴェスター・スタローンらが参戦。監督は引き続きジェームズ・ガン。
 幼いときに宇宙海賊ラヴェジャーズ率いるヨンドゥによって地球から誘拐され、彼のもとで育ったスター・ロードことピーター・クイル。ひょんなことから、たまたま出会ったはみ出し者たちと手を組み、思いがけず宇宙の危機を救ってしまう。こうして結成された負け組ヒーロー・チーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”は家族のような強い絆で結ばれ、今や銀河中にその名を轟かせていた。ある日、黄金の惑星ソヴリンの指導者アイーシャの依頼を受けるガーディアンズだったが、毒舌アライグマ“ロケット”の軽はずみな行動で逆に彼女の怒りを買い、無敵艦隊の総攻撃を受けてピーターの宇宙船ミラノ号は致命的な深手を負ってしまう。そんなガーディアンズの危機を救ったのは、“ピーターの父親”と名乗る男エゴだった。やがてガモーラたち仲間の心配をよそに、すっかりエゴに心を許してしまうピーターだったが…。

(allcinema onlineより)

 

まず素晴らしい!と感じたのはオープニングシーン!

依頼を受けたガーディアンズたちと怪物との戦いが、軽快な音楽に乗せて描かれるんだけれども、このシーンだけで登場人物たちのキャラクターと能力、そしてメンバー同士の関係性、そしてこの作品の世界観がきっちりと描かれているという、手際のよさ!!

 

前作の公開から、もう3年。

「面白かった!」という印象以外はほぼ内容を覚えていないような僕のような観客も多いでしょうし、前作は観てないんだよね・・・という観客も多いと思いますが、このオープニングがあれば、全員まとめて映画の世界に引き込むことができる・・・と言えるほどの素晴らしさでした。

 

その後の展開も、相変わらずアクションシーンの映像はカッコいいですし、音楽の使い方も最高!

 

前作が、バラバラだったメンバーたちがチームとなっていく・・・という作品だったのに対して、今作はチームが疑似家族としての絆を深め合っていく・・・という作品になっていて、かなり泣ける作品だったなぁ。

このシリーズを観て「家族っていったい何だろう?」なんてことを考えることになるとは思っていなかったので、かなりの不意打ちでした!

 

そんなこんな、ほぼ文句のつけようがない映画だっただけについ些細なことが気になってしまったり・・・・。

僕以外にも指摘している人が結構いましたけど、なんでわざわざ「リミックス」なんて邦題にしたんでしょうか。

 

現題が判りづらかったりするのであれば、まぁある程度は仕方ない部分もあると思うのだけれども、今作に関していえば現題通りに「Vol.2」でよかった・・・ってか「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Vol.2」じゃなければいけなかったんじゃないかなぁ。

 

そこのあたり、邦題を付けた担当者のご意見を伺ってみたいものですし、ソフト化した時には「Vol.2」に戻しちゃえばいいのに・・・と思ったりもしています!

(2017年5月25日 109シネマズ湘南にて鑑賞)