「この空を飛べたら (加藤登紀子Cover)」に引き続き、2018年4月14日に開催された、CANVAS OF MUSIC結成10周年イベントでの演奏動画をYoutubeで公開しました。
いやー、あれからもう2ヶ月近く経つんですねぇ。
歳月というものはあっという間に過ぎてしまうものです・・・・・・。
さて、この日のイベント。
かれこれ20年近くお世話になっている創也氏率いるCANVAS OF MUSICの結成10周年イベントなので、何らかの新機軸で臨みたい・・・ってんで、ちょっと前から温めていた「テルミンと生楽器とのユニット」で出演しようと一念発起!
・・・・したのはいいのですが、こちらのユニットではどちらかというとクラシック曲をメインで練習していたので、そういう曲ばかりではイベントの趣旨に合わないかなぁと思い、クラシカルでありながらも、皆が知っていてポピュラーよりの曲を・・・・ってんで選曲!!
このユニットのアレンジ担当はThe Haricots5のピアニスト(5)がメインなのだけど、しばらく経って出来上がった楽譜を見た時の衝撃!!!
・・・・・この曲。
全くテルミン向けじゃねえ!!!
テルミンという楽器は、鍵盤もフレットもなく、アンテナと人体との距離感だけで音程を制御する楽器。
そんなわけで、テルミンに向いている曲というのは「テンポが遅く」 「メロディラインに速い動きがなくて」 「音程の変化が滑らかな」曲。
それに反して、このリベルタンゴという曲は「テンポが速く」 「メロディラインは速い動きばかり」で 「音程の跳躍が激しい」曲。
そもそもメロディの最初の音と2つ目の音だけでも1オクターブの差があるので、いきなり出鼻をくじかれる・・・という・・・・。
あの日、あの時「リベルタンゴをやろう!」と、提案したオレ。
この曲を練習するたびに、あの時のオレを何度も恨んだものでした。
そんな経緯を経て迎えた本番でしたが、この曲はとにかく演奏しているのが楽しかったなぁ・・・という印象。
楽しくなって盛り上がるにつれて、つい身体が動いたりしたせいか、ピッチがかなり不安定だったり、テンポが揺れがちな部分もありますが、これはこれ!・・・と割り切りつつ。
次回はもっと良い演奏が披露できるよう、今後ますます精進して参る所存でございます。
というわけで、記念すべき初リサイタルの記録。
よろしければご覧になってください!