東京都目黒区。

秋刀魚(さんま)と聞かば、その名を思い浮かべる人の多さは「明石家」レベル(目黒のサンマ

碑文谷・自由が丘・中目黒など、全国的にメジャーなセレブタウンと、周辺に居住するセレブを擁しながら、都立大学(2005年閉校。現・首都大学東京)や、東京学芸大学(1964年小金井市へ移転)など、今は無き学の誉れを駅名に残す天晴な心意気と、人情豊かな商店街を内服。

人口約28万人。
桜の季節に一度は行きたい目黒川の優しき流れに包まれし街。
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(どこかハイソ感が漂う商店街。目黒の面目躍如なり!)

その目黒区・平町で1945年創業。
地域の子供達に愛され続ける(前回記事 山口駄菓子店)が、2017年のクリスマスにリニューアルOPENしたって聞いたのですっ飛んで行ってきましたYO!
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(旧店舗の外観。角地に光るガチャガチャの存在感!いいね)
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(新店舗の外観。レンガ造りSTYLE!一見、駄菓子屋には見えないよね)

「あら、こんにちは!御元気でした?」

外観のチェンジ度合いとは裏腹に、変わらぬ笑顔・キャラクターで出迎えてくれたおばちゃん。
って、半年ブリじゃ変わらないか(笑)

「前の店舗に比べ、売り場面積は2/3位になりましたかね。子供達の人気駄菓子をメインに、10円ゲームやお客さんから貰った絵などはそのまま再利用(笑)。昔の面影、少し残っているでしょう?」

木目調を基調に、明るくコンパクトになった店内同様に、明るい笑顔を浮かべるおばちゃん。
いいね~。
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(旧店舗の店内。土間造りの優しい温もりに溢れているね。)
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(新店舗の店内。往年の『カーレース』は健在!いいね)

「貴方のブログ記事を見て、わざわざ静岡から勉強しに来てくれた人や夫婦で訪ねてくれた人もいて感謝してます。昔来てくれた子達や、そういう駄菓子屋ファンの方々に、新しい店にぜひ来てもらいたいですね」

店内であーだこーだ言いながら駄菓子を選んでいる地元の子達。
目を細めてその光景を見つめながら、筆者にそう話してくれたおばちゃん。

新店舗になりましたが、同じ場所で同じ笑顔が待っていてくれました!

皆さんも山口駄菓子店に、幼き日に置いてきた「何か」を探しに出かけてみてはいかがでしょうか?

「山口駄菓子店」アクセス
東急大井町線・目黒線「大岡山」駅 徒歩8分
東急東横線「都立大学」駅 徒歩5分
東京都目黒区平町2-6-5