レイチェル・ヤマガタというアーティストは、別に旅先で知ったという訳ではないんだけど、旅先で良さを再確認したアーティスト。

レイチェル・ヤマガタは父が日系3世、母がイタリアとドイツのハーフを持つアメリカ人ミュージシャン。
両親だけで日独伊三国同盟が出来上がるという結構複雑な家に1977年に生まれた。

私が初めて彼女の名前を知ったのは2005年ごろ、「Happenstance」というアルバムの「Be Be Your Love」で。
「Be Be Your Love」の気怠いメロディーと歌い方が耳に残ったのがきっかけ。
アルバムをレンタルしてきて全体通して聴いてみたら、全体的に気怠い。
元気いっぱいの曲が無いのがまた良かった。

しばらくして、YouTubeが世間に広まってきて、そういえばレイチェル・ヤマガタの曲って聴けるのかなとふと思って検索してみたら「Elephants」という曲が出てきた。
これがまたすごいいい雰囲気。ゾウやトラやワシについて色々思いを巡らすような曲で、ラブソングがあまり好きじゃない自分にはピッタリだった。

んで、数年後、海外を旅してる時に昔好きだったアーティストや曲を聴きなおしてみようとふと思いたった。
色々聴いてたらまたしてもレイチェル・ヤマガタがスッと入ってきた。

特に「Over And Over」とても心に染みた。
曲名の通りに、何度も何度もリピート再生した。
凄まじい程の気怠さ。でも何か心に染み入るものがある。
重苦しい雨の日なんかに窓際で聴いたらしっくりきそう。
「Over and over and over and over again, let it rain let it rain… 」

明るく元気な曲調が好きな人には退屈だろうけど、旅先なんかでちょっとセンチな気分になった時にはすごいグッとくるかも。

ついでに、今回の記事を書くにあたり、またYouTubeでレイチェル・ヤマガタを見直してたら、「Over」って曲がまた良くてビックリした。
ちょっと鳥肌が立った。
旅先で出会った良い音楽、レイチェル・ヤマガタでした。

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