お彼岸の由来とは?ぼた餅とおはぎの違いは?

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春のお彼岸、仏壇のある実家を離れて暮らす方には懐かしい季節なのではないでしょうか?私も実家にいた頃には、お彼岸というと仏壇にはいつもより豪華なお供えがあがっていて、美味しいお菓子にありつけたものです。そこで、今回はお彼岸の由来と、春のお彼岸に欠かせないぼた餅のお話をさせていただきます。

お彼岸の由来

春と秋にあるお彼岸、お墓参りやお仏壇を拝んでご先祖様を供養する古くからの風習ですね。このお彼岸、お墓参りやお仏壇でお坊さんにお経をあげてもらうことからわかるように、仏教の行事が由来です。

仏教の行事が由来というと、本来はインドの風習のように思えますが、現在では日本が発祥ではないかと言われています。

仏教の仏様の中で、日本で多く信仰されている阿弥陀如来様。鎌倉の大仏様としても有名で、「南無阿弥陀仏」と心から唱えると必ず救ってくれるありがたい仏様です。

阿弥陀如来様の治める極楽浄土の世界は、西の方角にあるといわれています。西といっても、私たちの暮らす世界の感覚では遥か西の宇宙の彼方となりますが…。

お彼岸のちょうど真ん中の日は春分と秋分の日になります。春分と秋分の季節では、太陽は真東から登り真西に沈みます。

GPSはもちろん、方位磁針もなかった時代ですから、極楽浄土のある真西がハッキリとわかる春分と秋分は1年の中でも貴重な日だったんですね。

そこで、極楽浄土にいるご先祖様をお参りする日としたことが、日本全国に広がっていったといわれています。

春のお彼岸はぼた餅?

  • ぼた餅とおはぎの違い

そっくりなぼた餅とおはぎ、同じものなのでは?とおもわれるかもしれません。実は、和菓子の分け方ではぼた餅とおはぎに違いはないようです。

細かな違いでは、こしあんを使ったものをぼた餅、つぶあんやズンダ、きな粉を使うものをおはぎと呼ぶ地域もあるようですが、作り方の差ではなく地域によって生じる差のようです。

なぜ春はぼた餅、秋はおはぎなのか?

元々が同じぼた餅とおはぎ、なぜ春のお彼岸にはぼた餅で、秋のお彼岸にはおはぎなのでしょう?そこには2つの植物が関係します。

お気づきのとおり、ぼた餅は牡丹の花がぼた餅の由来になります。牡丹はお彼岸にはまだ早いですが、初夏の花と言われています。そのため春のお彼岸は、ぼた餅と呼ばれるようになりました。

一方でおはぎはどうでしょう?おはぎにも由来になる植物はあります。それは、萩です。

萩はどうしても草のイメージを持たれがちですが、小さく白い花を夏の終わりに咲かせてくれます。そのため、秋のお彼岸にはおはぎをお供えする習慣が生まれました。

  • どちらにも共通する

ぼた餅とおはぎですが、お菓子としても同じものであり、名前も牡丹と萩、花ということで一致します。正式な記録としては残ってはいませんが、これは仏教の行事にはお花のお供えが喜ばれるからではないでしょうか。

お経の中には、「仏様に花をお供えするのは立派なことだ」とお花のお供えを勧める内容を見かけることも多くあります。実際に仏花としてお花をお供えしますが、お菓子も同じくお花に見立ててお供えするようになったのではないでしょうか。

まとめ

古くからの風習でもあるお彼岸。仏教の行事ではありますが、最近では日本が発祥ではないかといわれています。それは、春分と秋分の日に真西に沈む夕日、その先に阿弥陀如来様の治める極楽浄土があるためです。

春のお彼岸に欠かせないお供えが、ぼた餅です。春のお彼岸のぼた餅、秋のお彼岸のおはぎ、実はほとんど変わりなく、春の花の牡丹と秋の花の萩から名前をとったものでした。お菓子そのものよりも、季節のお供えをしてご先祖様を供養するという気持ちが大切な行事なんですね。

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