東日本大震災から7年 | 星は海、そして虹

星は海、そして虹

Therapy, Healing, Horoscope reading Delphis

           東日本大震災が起こってから   7年が過ぎました

              あらためて  亡くなられた多くの方々の

                  ご冥福をお祈りいたします

  

イルカ1この7年間は  個人的にも大きな試練といえるような出来事が続きました

 

7年前の3月11日の午後    私は職場にいて

長男は学校、  長女はちょうど熱を出していたので親類の家で寝かせてもらっていました

 

数日後、出勤できたとき

オーラソーマのボトルは  すべて落ちていました

(でも1本も割れませんでした)

 

ボトルを1本1本 確かめて並べながら

どうか 元に戻りますように  安定しますようにと

自然と祈っていたのを思い出します

 

地震の翌日に  長男は自転車に乗っていて転倒し  腕の骨を折ってしまいました

ギプスと病院着のままの長男と  熱が下がらない長女を寝かしつけ

テレビをつければ  津波と火事、原発事故のニュース

頻繁に起こる余震   計画停電   ガソリンスタンドでの行列など

それまで経験したことのない出来事の連続で  私自身 不安で怯える日々でした

 

ちょうど同じ頃から  私と子どもたちは

(ストーカー化した元夫からの)避難生活を余儀なくされていました

2年間しか住めなかった自宅の  75歳まで組んだローンは負債となり

養育費も認められず

ただ子どもたちと安心して眠れる場所を確保することが最優先の生活

安全なはずのこの国で  どうして

こんなに大きな恐怖と  孤独に苛まれるのだろうと運命を恨みたくなったり

こんな目に遭うなんて  何か私が

悪いことをしてきたからだろうかと自己嫌悪に襲われたりしましたが

日本中が  泣いていて   絶望して   地球規模で 良くないことが起きてしまって

悲しみと不安に打ちひしがれている状況は

不謹慎だと後ろめたく感じながらも  

恐れているのは自分だけではない、 生きなければという意志や

これまで当たり前だと思いこみ  ちゃんと直視してこなかった問題に向き合い

修正する機会なのだという 気付きも与えてくれました

 

数回の引っ越しを経て   姓も生まれたときのものに戻し

自分の外側、内側 両面の弱さや間違い、歪みも修正しながら

文字通り  人生をやり直すということ   

そして  私の人生に関わってしまったばっかりに

父親や家を失うだけでなく  その父親を恐れ 逃げなければいけないという

尋常でない人生を歩むことになってしまった子どもたちの

心身がこれ以上傷付かないよう  できるだけのエネルギーを注いできました

 

当時 小学生だった2人も  この春

長男は高校を卒業し  長女は中学の最高学年になります

本当にたくさんの理解と手助けに支えられ  感謝の気持ちで過ごせる日々は

失ってきたものよりも 多くのものを得ていると感じさせてくれます

 

助ける者、助けられる者    教える者、教わる者

癒す者、癒される者      育てる者、育ててもらう者・・・   

その垣根の幻想は消え

すべて対等だという見方が確信となるたび  まわりで起きることも変わっていきました

 

どんな出来事も  受け止め方次第で

闇の中の傷のままにも  光にも見えるのですね

 

イルカ1私の名前をつけてくれた  父親が

  昨年  旅立ちました

 

 みほ  は  “澪標(みおつくし)”から とったものとききました

 みお・つ・くし  の「つ」は「の」 だそうです

 みお(水緒、大きな川の河口にできる水路)・の・串(杭)、

 水緒は 小さな船が通る水路ですが   高潮などでわからなくなってしまうので

 目印のために打たれた杭のことを 澪標と呼ぶのだそうです 

 

 川を進む舟は  無意識の中の意識(自我)にも例えられます

 

 以前、ゲイリー・クイン氏の過去生リーディング

 ある時代に船乗りだったときに遭難していると 言われて驚きました

 広大な 無意識の海の中で溺れずに  安全に  意識という舟の舵をとって生きる

 それは この人生での自分自身のテーマでもあり  その学びを活かして

 他者への支援もする、という意味では

 なんだか  できすぎ、と感じずにはいられないつながりです

 

 魂に意図や計画があるとするなら

 どんなプロセスにも心を開いて

 これからも進んでいきたいと思います