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ブログ記事一発目なのに自己紹介でもせんでええのか、的なやじが飛んできそうですが、

 
そんなことよりも第4文型がヤバイということを伝えたい衝動にかられまして、
 
さっそくお伝えしていきたいと思います。
 
 
ちょっと第4文型を書き並べてみますね。
 
give A B        AにBを 「与える」
send A B        AにBを 「送る」
tell A B          AにBを 「伝える」  
inform A B      AにBを 「知らせる」
present A B    AにBを 「贈る」
teach A B       AにBを 「教える」
show A B        AにBを 「見せる」
lend A B         AにBを 「貸す」
do A B           AにBを 「与える」   etc.
 
 
勘のいい方は気づいたと思いますが、これ、
 
give A B        AにBを 「与える
send A B        AにBを 「与える
tell A B          AにBを 「与える
inform A B      AにBを 「与える
present A B    AにBを 「与える
teach A B       AにBを 「与える
show A B        AにBを 「与える
lend A B         AにBを 「与える
do A B            AにBを 「与える」        etc.
 
で良くないですか?
 
 
ここで、「え、なに言ってんの!?」という声が出ると思いますが、
 
その声にお応えするのは後にして、
 
 
僕が言いたいことを先に言ってしまうと、
 
(ニュアンスが違えど)SVOO型はすべて同じ意味なんですよ!
 
ということです。
 
 
なんで!?と疑問を覚える方も多いと思うので、
 
もっと詳らかに言うと、というか検証してみると、
 
 
sendって、手紙や小包を与えてるじゃないですか。
informって、情報を与えてるじゃないですか。
showも、視覚的情報を与えてるじゃないですか。
rendって、Aを一時的に与えるってことですよね。
 
 
SVOOの型をみたら、即「与える」と考えてOKなんです!
(例外の単語が7個だけありますが、それは後ほど)
 
 
 
あなたが知りうる、あらゆる第4文型の動詞で試してみてください。
言ってみれば、帰納的に正しいかの検証ですね。
 
bring,hand,offer,pass,pay,sell,wish,writeなどの第4文型の動詞はすべからく「与える」が原義であって、
当てはまらないのは後ほど挙げる7個の動詞だけだと気づくはずです。
(この例外達も規則性があったりするのですが)
 
 
 
これってヤバくないですか?
 
僕は半信半疑ながらもこの事実に気付き、ネットや参考書を漁って同じことをさらに掘り込んで書いてある文章を発見して確信したと同時に、
 
「なんで学校で教えてくれないのだろう?」
 
と思いましたね。
 
だってこれを知っているだけで、
動詞のうち20%が「読める」んですよ。(文型が5個あるからという単純計算ですが)
 
 
こんなに強力な法則が英文法の授業で、(つまり英文の法則を教えると謳っている授業で)
どうして教えられていないのかは置いておくとして、(本当に謎です)
 
 
この法則の強力さをもう少しだけ説明すると、
 
 
たとえば、
 

Will you do me a favor ? 

「お願いがあるのですが」って意味なんですけど、
 
訳を暗記しては忘れて‥‥を繰り返してたんですね。
 
でもこの法則を知って、
Will you do me a favor ?doがVのSVOO型だ!って気づけば、
 
doは「与える」って意味だから、
 
「私に親切(=a favor)を与えてくれませんか」
⇒「お願いがあるのですが」 (意訳) 
 
って訳せますよね。
 
 
ただの慣用表現として暗記していた英文が、
スパッと直訳できることの衝撃は僕にとってすさまじく強烈で、
訳だけでなく、慣用表現そのものまで、今になってなお記憶に残っているほど。
 
 
また、知らない単語が出てきても、
それがSVOOのVだと分かったのなら、
「与える」と訳して読み進めることができる。
 
 
「読める」んだから支障はないはずです。
細かいニュアンスが気になれば、後で調べればいい。
 
 
英文を「読む」、理解するにあたって、効率がものすごく上がるはずです。
単語を調べる手間や時間を削減できるだけではなく、
調べなくとも難なく読めることで、集中力を散らさないで読み進められる。(これは大きなメリットですよ!)
 
 
受験生なら、皆がウンウンとうなって単語に躓きながら辞書を片手に読んでいる間に、英文だけに集中してスイスイと読み進められる。
受験本番なら、知らない動詞があってもSVOO型であれば悩む暇なく、前後関係から意味を推察することなしに読み進められる。
 
そうでなくとも、研究論文を読むとき、TOEICの長文問題を解くとき、英字新聞を読むとき、限りある時間そして集中力を節約することができる。
 
これってすごくないですか?
 
 
 
 
…と色々語ってきましたが、もう結構感覚的にも第4文型のすごさというかヤバさを理解ってもらえたかなと。
 
あ、例外は忘れてはいませんよ。
「7個だけある」って言ってたやつです。
 
 
溜めたりするのもヘタなので、ここはサラッと言ってしまうと、
 
 
take,cost,charge,save,deny,owe,spare の7個です。
これらは「与える」と訳せません。
 
 
7個のみということは、
この7個さえ覚えとけば、他のどんなにマニアックな動詞に出会っても、
SVOO型なら「与える」で読み進められるということですからね。
 
 
 
覚えない手はないということです。
 
 
 
まあ、ヤバさ加減も甚だしいというか、ヤバすぎて疑い深くなるのが当然な法則なので、どしどし疑ってみてください(笑)
 
ぜひぜひ検証してお確かめを。そして自分の武器にして頂けると嬉しいです。
 
 
 
とまあ、一番伝えたいことをどっしりとお届けできたところで、今日はこの辺で!
 
 
P.S.
 
途中でも述べた、「この例外7個(take,cost,charge,save,deny,owe,spare)にも規則性がある!」の詳しい話は【英文法】第2弾で話そうと思います。(作成中なので少々お待ちを!)
 
 
 
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ぶっちゃけると、濃い話というか本質に迫った話は全部メルマガでします(笑)
 
 
 
あと、どしどしコメントください!ささいな疑問も大募集です!
 
今回で言うとあれですかね、7個の例外の話。
 
「こんなのも例外で見つけたけどどうなんですか?」
「ヤバいって言い過ぎですよ(笑)」
 
 
などなどコメントください!いそがしくても全部に返信するつもりです!
少なくとも、全部に目を通してますので。
 
 
特に、
 
「調べたけど、例外はあの7個だけでした!」
 
 
というコメをしていただけると、(僕が)安心します(笑)
 
 
 
それではまた次回に!


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