保育園、4歳児クラス、5歳児クラスおはなし会。
進級と 卒園を控え 少し思い入れの強いプログラムになってしまいました。
仲間と試行錯誤し、
ちいさいひとの 成長と審美眼に愕き励まされ
信じられない 数々の経験をさせてもらい感謝で一杯のワタシ。
4歳児クラスでは
センダックの『まどのそとのそのまたむこう』、
ワタシの 私物の本に しっかりと手をかけて
「おねがい!これ、お教室に持って帰りたいの。
ねえ、おねがい!」
大人には難解な本なのに 何故こんなに子どもの心を捉えるのだろう。
少女の 葛藤と自立を 美しい絵で暗喩的にえがいた作品、などと
陳腐な解説をつけようものなら この子たちに 何もわかってないわね!と
叱られてしまいそうです・・・。
まどのそとのそのまたむこう (世界傑作絵本シリーズ)
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5歳児クラスとは いよいよ、お別れ。
ここまで、理解力が育ったのだからと、思い切って
『ギルガメシュ王ものがたり』を読むことに。
食い入るように 眺め 時に息をつめ 壮大な
神と人間の戦いの物語を味わいつくす。
ギルガメシュ王ものがたり (大型絵本)
1,989円
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おしまいに、何度も何度も読んだ、
『かいじゅうたちのいるところ』を取り出して
みなさんにはじめて わたしたちが読んだ本だよ、というと、
「だいすきよ。」「ぼくも。「わたしも。」
かいじゅうたちのいるところ
1,492円
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全て読み終わり、じゃあね、小学校も 大冒険してね!というと、
「本当に、もう来ないの?」
うん。たのしかったね。また、どこかでおはなしの会で、あえるかもしれない。
「あたし、また逢いたい。きっと、あえる。」
って、
ドラマかーーーーい!
目から 塩水。
(´;ω;`)ブワッ
ちゃんちゃん。
あまり参考にはならないかも。
聞き慣れたひとたちには こんなプログラムはいかがでしょう?という例です。
《4歳児クラス》
導入
わらべ歌 ずくぼんじょ
語り ミアッカどん イギリスとアイルランドの昔話より
絵本 ピーターラビットのおはなし ビアトリクス・ポター
まどのそとのそのまたむこう モーリス・センダック
《5歳児クラス》
導入
わらべ歌 ずくぼんじょ
語り ぼたもち蛙 日本昔話百選より
絵本 ギルガメシュ王ものがたり ルドミラ・ゼーマン
かいじゅうたちのいるところ モーリス・センダック