2017/11/16

racist


なるほど THE ワールド



ある日のK息子との会話


K:同じチーム(サッカー)にいた
あの黒い子最近みかけないけど
どこいった?


K息:You are a racist!!


普段、日本語維持のため
家庭内では日本語を使うように
しているのですが
この時は、語彙を強め
英語で速攻言い返してきました。


息子曰く

”黒い子”という表現は
とてつもなく良くない。
もし肌の色を言うのなら
"dark skin"という表現に
しなさい
と諭されました。



日本生まれ育ちのKatieとしては
日本語で”黒い”という表現が
”ダークスキン”とさほど
変わらないと思ってしまいますが
育った環境での文化の違いを
痛感した次第です。



そして
当人に人種差別という感覚がなく
相手に不快な思いを
させていることも多々あるのも
事実だと思います。





先日、移民対象者に向けた
ワークショップでのこと


自分の名前を書いて
デスクの上に置くように
指示を受けました。


ファシリテーターが
私の名前を見て
"You don't have any English name?"
(英語名持ってないの?)
と聞いてきました。


他の国からの移民者の多くは
確かに英語名を持っていて
その名前を使っています。


私もKatieという
英語名を最近作りましたが
実際の生活の中では
スタバでコーヒーを頼むとき
くらいにしか使いません。



ファシリテーターに、
私の名前(日本名)は
比較的発音しやすいから
このまま使ってると言うと


発音の問題じゃなくて
履歴書には、日本名じゃなくて
英語名を使ったほうが良いですよ
とのこと。

何故なら
膨大に来る履歴書を
いちいち会社は見ていないので
違う名前(この場合、日本名)
=カナダ人じゃない?
=カナダでの経験が浅い
言語が出来ないなど
ネガティブ要素があるかも?
=書類審査の時点ではじかれる
可能性があるから。


面接に呼ばれ実際に話してみて
その人なりを知ることが
できれば良いけど、その面接の
機会を掴むまでの間に
”名前”が判断基準のひとつにも
なりうるということ。



彼はもちろん
仕事をゲットするための術を
伝授してくれる人の立場なので
人種差別とかそういった類で
言ったわけではないのも
重々承知しているのですが
違う捉え方をしたら
名前で判断するのは
ある意味”差別”。



いろんな人種がいる国に
自分の意思で飛び込んで
いろんな考えを見聞きし
そこから人間力をつければ
どこにいたって大丈夫!



自分の尺度は
世界に出たら非常識
肝に銘じて生きてます。





























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