江原道名誉外信記者liumeiuru84さんが今月ご紹介しているのは江原道・横城市場です
市場といえば、やっぱり気になるのはグルメ
その土地ならではの美味しいものを探すのも市場散策の醍醐味
とっても珍しいものを食べたようですよ～
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お昼ごはんは市場内にあるこちらのお店で食べることにしました。看板を見て即決！
“横城代表飲食店チュィナムルごはん”と書いてあります。これは珍しい、珍しすぎます！
｢イウッサチョン食堂｣というお店です。
こちらには山菜冷麺、コムチュィ（オタカラコウ）やチッ（葛）とあります。葛冷麺はポピュラーかな？
中に入りました。なんといいいますか台所？４人座れるのテーブルが４つあって、もう目の前が台所です。これは驚きました。アットホームすぎます！
チュィナムルってなんでしょうねと気になりますよね？韓国ではポピュラーな山菜のひとつで、和名はシラヤマギクというそうです。さっとゆがいてナムルとして食べることがおおいです。
メニューはチュィナムルごはん、そこにツルニンジンを加えたごはん、家庭風ペッパン（おかずがたくさん出てくるおうちごはん）、豚肉と古漬けキムチのチゲなどがあります。
注文を受けてからごはんを炊くのと、お店がオープンしたばかりでバタバタしていて時間がかかるから、とサービスでチャドゥ（すもも）を出してくれました。７月はじめは旬なので、とても甘くておいしかったです。
だいたい２０分は待ったでしょうか。おかずが次々とテーブルに運ばれました。古漬けのキムチ、梅シロップの味がきいたトラジ（キキョウの根）の和え物、きゅうりのキムチ、エホバッ（朝鮮かぼちゃ）の炒め物、煮干とナッツの炒めたもの、醤油黒豆などなど。ひとつひとつていねいに作ってあるのが伝わってくるような味。
こちらがチュィナムルとトドッのごはんです。トドッを切ったものがたっぷりかかっています。見るからに体によさそうではありませんか。
自家製の味噌ダレをつけても、また薬味醤油を少しいれてもＯＫ。今回は味わい深い味噌ダレを少し加えてみました。
チュィナムルはくせがないので食べやすく、トドッも一緒に炊いてあるので柔らかく、アクもなく美味。おかずとも相性抜群です。
こちらはトドッの入っていない、シンプルなチュィナムルごはん。おそらく旬の季節以外はゆでておいたチュィナムルを入れて炊いているのではないかと思います。ごはんの量もたっぷりでおなかがいっぱいになりました。
ソルロンタンもあります。こちらは味は普通です。
チュィナムルごはんを食堂でたべる機会はあまりないので、横城に来ることがありましたら、ぜひ足を運んでみてください。素朴な味わいの山菜ごはん、食べていると優しい気持ちになれますよ～
市場内はちょっとした迷路なので、通り過ぎてしまうかも？？
■イウッサチョン食堂
住所：江原道 横城郡 横城邑 邑上西路3-7(横城市場内）
강원도 횡성군 횡성읍 읍상서로 3-7
電話番号：033-343-4438
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