コピーライターは音声や動画に頼ってはいけないか?

コピーライターは文章を書く、文字通りの”ライター”という仕事です。

もちろん、音声や動画の台本を書く仕事をするライターさんもいらっしゃいますが、

それでも「ライターなら単純な文章で勝負すべきだ」という意見をちらほら見受けられます。

実際、ネットビジネス業界で実績実力ともに最高峰のコピーライターと言われている宇崎恵吾さんという方や、

そのお師匠さんは、声や顔を出すことなく、文章だけで億単位という凄まじい額を稼ぎ倒しています。

コピーライターは文章だけ書いていればよいのか、それとも音声や動画も作っていくべきなのか、

今回は私なりの見解をお話します。

音声や動画を作る条件

結論から言ってしまえば

”コピーライターも音声や動画を作れるなら積極的に使っていっても良い”

と私個人は思います。

ライターという肩書に縛られて選択肢を自ら絞ってしまうのはあまりにもったいないからです。

ただ、それらを作っていく際には

”音声や動画の基本的な作り方を知っているか”

”効果的な演出ができるのか”

という事を考えなければなりません。

ライティングは文章の書き方を知っていればできるのに対し

音声や動画では、編集スキルも必要になります。

語り口調や声の出し方、顔を出す動画では

身振り手振りや表情なども注意しなければなりません。

編集スキルがそこまで上手くなければ視聴者に雑な印象を与えてしまいますし、

口調などの言葉以外のボディランゲージが不適切だと胡散臭いと思われてしまいます。

なので、

”音声や動画の基本的な作り方を知っているか”

”効果的な演出ができるのか”

の2つが、音声や動画を作っていく上ではとても重要な条件になります。

音声や動画のメリット

上の2つの条件さえ満たせれば、動画や音声は効力な武器にもなります。

台本の文章構成などがしっかりしている事は前提として、適切な編集や演出が出来れば、

視聴者の聴覚や視覚に訴えかける表現力をつける事ができるからです。

特に他の強力なライターさんと、文章という土俵で競合しないで済むのは

大きなメリットになるかもしれません。

私自身の方向性

今まで音声や動画については肯定的な事を話してきましたが、

私自身はと言えば”文章で勝負”タイプのライターです。

音声や動画の作り方は全く分かりません。

そういう事を学んでいく労力を全て文章を磨いていく事に注いでいきたいと思っています。

ただしこれはあくまで私自身の方向性なので、

もちろんあなたに強制するつもりはありません。

むしろ音声や動画の方があっていると思う方にはそちらを勧める事もあります。

動画を使うか否かは向き不向きや好みによって決めるべきものです。

私は文章を書く方が、音声や動画で話すよりも得意ですし、好きなので、

このように文章だけでビジネスをするスタイルを取っています。

ですが、全ての人がこのスタイルで仕事をしていく必要はないはずです。 

”音声や動画が得意で好きな人はそちらの道を進めばよい”

そんな気持ちで音声や動画を勧めているのです。

ただ、注意してほしいのは『文章が苦手だから』という消極的な理由で

音声や動画に手を出してほしくないという事です。

音声や動画なども先述の通り、やはり文章力は必要になってきます。

どんなビジネスであれ、文章から完全に逃げる事はできないでしょう。

これは音声や動画に限った事ではありませんがあくまで、

”あなた自身の強みとして、文章以外のスキルを使っていく”のがいいかと思います。

まとめ

今回は、『コピーライターは音声や動画を使うべきか』というテーマで私の考えをお伝えしました。

あなたがどんな方向性のライターになるかによって、

音声や動画を使っていくかどうかを考えるべきだと思っています。

音声や動画を作れるなら、どんどん作って、あなた自身の強みにしていくのもいいですし、

私のように文章特化型のライターになるのもあなた次第です。

私自身、現時点で音声や動画を作っても、その労力に見合った対価がないから、

そのスキルを学んでいないだけで、今後に音声や動画で情報発信する可能性はなくはないというのが実情です。

あなたも、自分の特性や興味に沿って方向性を決めてくださいね。

では、また次回。

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