25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

権力チェック

2017年06月28日 | 社会・経済・政治

 人の脳は割ってみてもわからないが、出してくる言葉によって、この程度のことくらいしか考えてないんだ、と思うときがある。といって、その人はぼくの知らない分野で、深く、広く知っているかもしれない。だからやっぱり人はわからないものだということになる。

 例えば、どうして、国会議員で、防衛省大臣が都議会の選挙応援で、防衛省、自衛隊、自民党が応援しています、と演説する馬鹿がいる。この大臣は自衛隊員にも、選挙する自由があるといことが頭にないらしい。司法試験にも合格した法律の専門家である。

 呆れてものが言えないとはこのことだ。読売新聞の編集長の脳の中も覗いてみたいものだが、僕らが戦後学んできたことは、権力はチェックされなければならない、ということだ。マスコミが権力に同調を始めると悲惨なことになると知っている。

 憲法は国民が権力をチェックするための原理法である。このことは肝に銘じたい。

 

 



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