松潤。ハピバ企画妄想





素直になれば 6












…お、おもっ



スーパーを出て、彼と並んで歩く
レジまでは彼がカゴを持ってくれたけど、そこから先は意地でも譲らなかった。


「だから持つって言ったのに」

「平気。これくらい全然。このままスクワットでもできるかも」


意味もなく強がって言っちゃって


「ぶっ、…んじゃやってみてもらおーか」


クスクス、ニタニタ笑いながらそんなこと言われて


「えっ?!や、そ、それは…、物の例えよ例え。それに、ほら今日はスカートだし」


しどろもどろ、誤魔化してみたけど
誤魔化せてない?


「あっはは、やっぱ素直じゃないねぇ。でも面白い」


口を大きく開けて笑う姿に、ドキドキしながらも嬉しくなる



「そういえば、名前知らないね。俺、松本。松本潤」


あっ、やっぱり『松本さん』なんだ…
今日のトイレでの非女史気たちの言葉が浮かんで、胸がモヤっとする


「私は…、直」

「なお?名字が?」

「違う。名前」

「へっ?普通、名字から名乗んない?ぷはははは」


ハッ!///やだ、そーだよね。普通は名字から言うのに。


松本さん って名前を聞いたら、一瞬モヤっとして…、何故が下の名前を言ってた


「いや、やっぱ面白いね。直ちゃん」


いきなり名前で呼ばれて、カーーッと顔が熱くなるのがわかった。


「っ///あ、名字は」

「いいよ。言わなくて、ね?直ちゃん」


少しイジワルに、からかうような顔に"可愛げのない私"かむくむくと顔を出す


「そうですね。私の名字なんて知ってもなんの得もないですしね?」

「や、そういう意味じゃなくてさ」

「いいですよ。言わなくて、ね?松本潤さん」



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松本さんは、少し驚いたように立ち止まって、フッ と、優しい目で笑った



あっ…。その顔は、、ズルイ。


「敬語になってるしw。…つーかさ、直ちゃんは料理できる?」

「料理…。ひととおりは」

「そっか。料理できるんだ…」


松本さんは、何故か拍子抜けしたような、少し物足りないような…複雑な顔をした。


私が料理できるって思わなかったのかな
まぁ、お料理上手女子には程遠いイメージなんだろうけど。


「じゃあアボカド蓮根やってみなよ」


レシピを歩きながら教えてくれた後


「……作り方はわかった。けど作るかわかんないけど」


可愛げない私は、また素直じゃないことを言ってしまう


「はっ?マジ?!」

「…今日は。…ね」

「……こんな重いの買ったのに?」


言いながら、腕についたスーパーの袋の跡を指先で触れた。


うっ//////


いきなり触られて、心臓がまたすごく跳ねる
びっくりして、思わず腕を引っ込めた


「いつか、作ってみる。…かも」


最後の方はまともに顔を見れず
ゴニョゴニョしちゃう


「いつかかよっ。…直ちゃんやっぱ面白いね」


そう言ってニカッと笑った。
















ハピバ記事のはずなのに、もう9月半ば(笑)
超絶スローペースですんません。こんな感じなのに読んでくれて感謝です


ちょっと本当に色々きたし、あったし。
気持ちが落ち着かない( ̄▽ ̄)
ツアーもそーだし、シングルにMステの曲も!
コラボも楽しみ♡

でも、タキツバは…。
夜中に知って、本当に驚いたなぁ。
ファンではなかったけど、とても。形容し難い気持ち。