村は紅葉シーズンに突入し、道の駅は連休は大混雑していました。
僕は道の駅でレジ打ちをしていました。
いやあもう、すごい行列で朝から晩までずっとレジ打ちをしていました(笑)
そいで、平日は稲刈りを手伝ったり、クレソン出荷を手伝ったり、林業の方で蒔き割りをしたりしていました。
ふう。日々なかなかの肉体労働で、筋肉痛です。
今日は久々に何もない日で、奥さんも朝から子供を連れて隣町まで出かけているので、
僕は近所の会社の事務所でパソコンでホームページを作ったり、こうしてブログを書いたり、先日ご紹介した「平和論」の本を読んだり、のんびりと過ごしています。
そういえば先週、お世話になっている役場の方たちと一緒に農業の試験センターというところにいってきました。
そこでは、農業についていろいろと研究をしているそうで、新しいハウスの開発とか、この地域でこの作物は何月まで育てられるとか、そういう研究をしていました。
僕はそこで腰の高さほどのミニハウスに興味を持ちました。まだ世に出ていない試験段階のものだそうですが、市販されている機材で作れるということだったので、これはすごいなと思いました。
ここで研修できますか?と聞いたら、いいよ!ということだったので、
これからは週一で隣町まで行って研修を受けさせてもらおうと思いました。
それと、農地に置く小屋を探していたら、
林業でいつもお世話になっている人生の大先輩方が、農機具小屋の設計図をくれて、
いいタイミングでヒノキを切り倒す用事があるということで、
そのヒノキを頂けることになり、なんか色々なことがトントン拍子に物事が進んで、農機具小屋兼作業場をこれから作り始めることになりました。
いや~ありがたい。
都会にいたら、こんなことはありえません。
みんな協力して生きている。そういう村の一面に触れさせてもらいました。心があたたまる村です。
田舎暮らしというのは、引きこもろうと思えば、ひっそりと誰にも関わらずに静かに生活できますが、
そうではなく、村人たちと関わりを持って、手伝ったり手伝ってもらったりの関係を築くと都会ではあり得ない速度でいろんなことが実現していきます。
やっぱり、人なんです。
人は一人じゃ生きていけない。支えあって「人」なんだと思いました。
それが依存という形ではダメで、お互いそれぞれがしっかり自立していて支え合うのが理想ですね。
僕もまずは、自然栽培農家として自立できるように村人の農作業等の手伝いをして学びながら、頑張っていこうと思います。