晴れましたね土曜日。

お出かけ前のウキウキ更新。

おはようございます。サンドルです。

 

さて本日は伊達な文化の一環として『松川ダルマ』を紹介させていただきます。

今年に入って聞いた高1娘の衝撃の言葉。

 

『お母さん知ってる?赤い達磨も売ってるんだよ。あとね、片方目が白いんだって。なんでだろう、可哀そうにね。』

 

はああああああ!?Σ(゚д゚;)

 

そっちがスタンダードでしょうが!

 

ってなたのが発端なのですが、若い娘さんなのでダルマなんぞに興味がない。したがって、ニュースやドラマの小道具で登場しても赤い達磨を印象にとどめない。雑誌なんかに登場しても、珍しい赤だから撮影に使っている。

 

・・・くらいの感じだったみたいね

 

それを聞いて気づいたこと。

まあ、赤い達磨が世間様ではスタンダードなわけですが、仙台の達磨は青いんですよ。

( ̄▽ ̄)

 

娘が達磨を見たことがあるのは、お正月のお参りや『どんと祭』、縁日などで売られている『松川だるま』

 

 ※画像は「仙台張子 手とてとテ」さんホームページから

 

可愛いでしょう?

だるまも伊達なオサレ衣装なのが、仙台らしいです(笑)

 

『松川だるま』は、政宗公より後の世の天保年間(1830年~1844年)に仙台藩士の松川豊之進さんが創りはじめたそうですが

 

群青色の衣に、宝舟や七福神などの縁起の良い柄が描かれていて、なんともゴージャス。

( ̄▽ ̄)

 

特徴として、最初から両目が入っています。

お顔もなんとなく丸く可愛らしいですよね?

 

赤い達磨が片目であるのを、娘は「意地悪」と評していましたが、まあねえ、赤い達磨は願掛けに買って、買った際に片目を入れ、願いがかなったアカツキにはもう片方の目を入れてお礼をするものだからね。

では、なぜ「松川だるま」には最初から両目が入っているかというと

 

『夢は叶うもの』または『夢は叶えるもの』だから、それを待たず両目を入れてあるのだって。

 

なんてポジティブ!(≧∇≦)

 

笑っちゃうくらいのポジティブ。見栄っぱりというか、強情っぱりというか・・・これぞ伊達よな。って気になっちゃう。

伊達の殿様!達磨の果てまでこの伊達っぷり。御代の心意気は今も残っていますよドキドキ

 

娘が中学校の美術の時間に赤い達磨を作ってきたのは、完全に真田幸村モチーフなだけだったようです。(達磨が赤だから真田の赤達磨かと思っていたのは違うのね)

 

松川ダルマは縁日などでの露店販売のほか、「しまぬき」さん「本郷だるま屋」さんなどの販売店があります。(ネット通販もあり)

土産物屋さんなどにも置かれていますので、可愛い仙台土産「松川だるま」手にしてみてくださいね。

 

 ※画像は「しまぬき」さんホームページから

 

松川だるまちゃんに両目が入っているのは、「庶民の平穏な暮らしを、しっかりと見守ってくれるように」でもあるそうです。

どうりでお顔が優しいですね。

 

しからば、ごめん!

 

 

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