前回に引き続き、塩竃神社参詣のご報告です。
最後の狛犬さんに挨拶しまして、いよいよ御社へ。
塩竃(しおがま)神社さんは本来は鹽竃神社さんと書きます。
地元では『しおがまさま』と呼ばれていますよ。
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『左右拝殿』
神社にお参りするときは、この鈴をがらんがらんと鳴らすことが、神様に『来ました』の合図になるそうなので、以前は遠くから手を合わせたりしていましたが、今は必ず前まで進み出て鈴を鳴らします。
ささ、いざお参り。
左宮に武甕槌神・右宮に経津主神
武甕槌(たけみかづち)様と言えば、古事記にも出てくるので知っている方も多いと思いますが、雷と剣の神様です。相撲の神様、地震をおこす要石の大ナマズを御する神様でもあり、よく一緒に描かれています。
右宮の経津主神(ふつぬしのかみ)様は、刀の威力を神格化したような神様で、武甕槌神様と御一緒のことが多いです。
武甕槌神様は鹿島様とも呼ばれる鹿島神社の祀神でもあり、経津主神様を祀神とるする香取神社とは利根川をはさんでのお向いさん。
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塩竃神社は伊達政宗公が本殿を、二代目藩主忠宗公が拝殿を改修されています。
『別宮』
主祭神たる塩土老翁神様の拝殿です。
塩土老翁(しおつちおじ)様は潮流の神様。海の神様であり、製塩の神様、取るべき行動のために知恵を授けてくださる神様でもあります。
別宮の名を見て、左右拝殿の方が主神御社と思いこみ先にお参りしましが間違い。
別宮の方が主神様でした。
主神の塩土老翁神様に海に背を向けて海難を背負って防いでいただいてるんだそう。
塩土老翁神様はタケミカヅチ様、フツヌシノ神様を先導してこちらに現われ、この地を平定しおえた二神が去られた後も、この地に留まり、人々に漁業や製塩方法を教えたのだとか。
実は左右拝殿で私は他にも失敗をしました。
が、その話は後ほどとしまして、お参りが済んだので御朱印帳を社務所に出し、記帳を待っている間に境内を散策です。
立派な灯篭!9代目藩主周宗公の寄進された『文化灯篭』。
近くで見れば見るほど素晴らしい灯篭なの。
上部には龍と朱雀、台には麒麟・像などの神獣。そしてそして!
ははは・・・白澤(はくたく)!!!!
こんなかんじで聖獣白澤を目にしたのは初めてです。
白澤は徳の高い為政者の前に姿を現すそうですから、仙台藩の治世を願ってのことかもしれないですね。
天然記念物の『多羅葉』
天を支えるような立派な木です。
御朱印もいただきました。
塩竃神社さんの御朱印は見開き仕様です。
えへ。嬉しい。
お参りしたことはもちろん記憶にも気持にも残りますが
目で見える形で残るのもやはり嬉しいですね。
さて、ここからは帰路です。
長くなりましたのでまた次回。
しからば、ごめん!
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