虚構の世界~昭和42年生まれの男の思い~

昭和42年生まれの男から見た人生の様々な交差点を綴っていきます

終わった人たち

2018-05-28 13:18:24 | 小説
*このお話はフィクションです。

 髪を肩まで伸ばし、派手なスポーツカーを乗り回し・・・・・・。

 理恵は今年で55歳を迎える。

 若い頃は抜群のプロポーションで男性にももてた。



 しかし、50歳で彼女は脳梗塞に見舞われる。

 顔面に麻痺が残った。



 それでも彼女は昔のような服装で会社に出かける。



 どうしてそんなにその髪型と服装にこだわるの?

問いたくなる。


 彼女の心も病んでいると感じる。




理恵は、今日も30年前と同じ服装、髪型で仕事をしている。


 見ていて痛々しさが伝わってくる。



 それでも彼女は一人で必死に生きている。



 

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。