空き家活用 賃貸③

 現在の自分の物件の状況と、地域の賃貸需要を確認した後は実際にどれぐらいリフォームするかを考える必要があります。

 その前に空き家を修繕する場合によくリフォームするとかリノベーションするとか言いますが、同じようなものと混同している方も多いかと思いますので少し取り上げたいと思います。

 まずリフォームですが、英語でreformは「悪い状態から回復させる」という概念があるようです。

 古くなった壁紙を新しいものにする、新しいユニットバスをいれるなどはリフォームにあたります。

 退去者がでた物件で次の入居者を見つけるためにするのは大体このリフォームですね。

 一方リノベーションrenovationは、「刷新、革新」というようなイメージがあり、従前のものでも問題ないが、より価値を高めるためにおこなう修繕のことをリノベーションと言います。

 具体的には古い「田の字型」の襖で仕切られた畳を全部取り払い、フローリングのリビングにするとか、昔の仕切られた台所の壁を取り壊してオープンキッチンにするとかです。

 使えるは使えるけど現代人の生活や嗜好にマッチしていないので、ニーズに合わせるために行うのがリノベーションです。

 どちらを行えばよいかというのは全くケースバイケースです。予算の都合もあるでしょう。

 弊社では経験ある工務店と提携しておりますので、適切なアドバイスができますのでご相談ください。