ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

梅漬ける

2017年06月20日 | 俳句

 今日は梅雨らしく朝から雨が降り続き、草木がホッとして生き生きしているのを見るのは嬉しい!

 私も、ずっと気になっていたことがやっと一つ片付き、気分がいい…やっぱり人も草木と同じなんですね。心が渇いてしまうと、イライラして怒りっぽくなったり、他人ともいらぬことで摩擦を起こしてしまったり…でも反対に心が潤っていると何にでも優しくなれますもの。

 先日の日曜日に我家の梅を漬けました。梅の木は昨年殆ど枝を短く伐ってしまったので、実が成っていなかったのですが、豊後梅が少し…でもそれは母と娘が漬けるというので全部あげました。そしたら、いつもはあまり成らないので、枝を伐らなかった梅に、今年は結構実が付いていましたので、それを漬けることにしたんです。梅干しは失敗ばかりで、今まで美味しく漬けたことがありませんので、とうの昔に諦めました。だから、私が作るのは梅酒か梅ジュースなんです。あ、もう一つ梅ジャムがありました。これは結構評判が良くてたくさん作っては他人にあげられるぐらいの腕になりましたよ。

 梅酒はまだ去年のがありましたので、梅ジュース2㎏と梅ジャムに2㎏ほど。梅ジャムは完熟して黄色になったのがいいので、そのまま2,3日置いて熟させて作ります。梅ジュースは青梅の方がエキスがよく出るし、香りも良くて美味しくできます。まず綺麗に洗って蔕を取り、後は梅と氷砂糖を交互に瓶に詰めれば終りです。夏にはもう爽やかでフルーティーな梅ジュースが飲めますが、私は1年ぐらい寝かせた方が好きです。梅酒とはまた違って、酒を入れない分、いつでも誰でも飲めますし、非常にまろやかでコクのある優しい飲み物になって、ホントに絶品ですよ。

 

 

   とろとろと梅酒の琥珀(こはく)澄み来る(すみきたる)

 石塚友二の句です。梅酒も作り方は簡単、青梅に氷砂糖を加え焼酎に漬ければ、盛夏の頃には琥珀色になり、よい風味を帯びてきます。氷で割って飲むと、夏の清涼飲料として喜ばれますが、まだかなり酒の成分が残っていますので、気を付けないと酔ってしまいます。だから昼間呑んだりすると飲酒運転ということにもなりかねませんので気を付けましょうね。これも何年か置いた方がコクがでて、深い味になり美味しいんですよ。

 

 

   


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