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マレク・ヤノフスキさんの才気あふれる、ヒンデミット&ベートーヴェン!N響定期演奏会にいってきました(^_^)/

2017-11-12 20:30:29 | 音楽

きょうは本当に収穫の多い一日となりました。

N響定期演奏会Aプログラム2日目に行ってまいりましたが、

非常にすばらしい作曲家と指揮者、演奏に出会い、感激しています。

それは、ヒンデミット、という作曲家の「ウェーバーの主題による交響的変容」と、

「木管楽器とハープと管弦楽のための協奏曲」です。

そして、指揮は、ドイツの巨匠であるマレク・ヤノフスキさん。

非常に端正かつエネルギッシュな指揮で、聴衆を魅了しました。

そして、N響がしっかり堅実かつ繊細に、格調高く、

ベートーヴェンの交響曲第3番「エロイカ(英雄)」を演奏し、

豊潤でしあわせな時間があっという間にすぎていきました。

 

特に、ヒンデミットの「変容」のすばらしさは、筆舌尽くしがたく、

おもわずCDを買ってしまったほどでした。

とても大胆な構成ながら、ぐいぐいと作品の中に引き込まれていくようでした。

ダイナミックでもあり、もしCDが手に入るようでしたら、ぜひぜひみなさま

ご愛聴いただけるとうれしいです!

またつづくヒンデミットの「~協奏曲」も、N響が誇る首席奏者のみなさん

__オーボエの茂木さん、フルートの甲斐さん、クラリネットの松本さん

(先日クラシック音楽館にもご登場なさいましたね^^)

ファゴットの宇賀神(うがじん)さん、ハープの早川さん__といった面々がずらりとならんで、

ソリストをつとめたので、聴衆のみなさんは大喜び。

松本さんのクラリネットでは「結婚行進曲」のオマージュもあり、

演奏後みな拍手喝さいをあびていました!

 

最後をかざる「エロイカ」は(最初の曲もそうでしたが)

ヤノフスキさんは、もう暗譜でそらんじてしまっているほどで、

大変迫力のある指揮でした。N響のみなさんも、

コンサートマスターの伊藤さんを筆頭に、弦楽器がよくうなりましたし、

管楽器がまたとてもがんばっていたのでうれしくなりました。

端正ですが、非常に品格あふれる「エロイカ」で、

パーヴォとドイツカンマーフィルブレーメンとはまた違った味わいの

アプローチを楽しむことができました!

 

終演後は、たのしくアンケート(プログラムの最後のほうにありますので、

ぜひみなさまもアンケートへのご協力、よろしくお願いいたします!)に答えました。

いろいろお願いごとをしましたが、

どこかで実を結ぶことをいのっています!

 

ああ、たのしかった!\(^o^)/

#NHKSO_tokyo

 

 

 



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