最先端VFXを駆使したド派手なハリウッド大作に比べ、チープさは否めないし(だって予算が圧倒的に違うもんね。)壮大な世界観とかもないが、作品に対するリスペクトとか、愛を感じる。この愛が伝わるか、感じられるかだと思います。
ダメダメなゴロツキ中年オヤジが、ひょんなことから、尋常ならぬパワーと回復力を手に入れ無敵になる。元々ゴロツキなもんで、最初はそのパワーを悪いことに使っているのだが…
ひとりの頭の弱い、仕事仲間の娘との出会いにより、徐々に変わっていく。最初は嫌々だったのにね。恋だね!恋😍
てか、この娘役のヒロインがとってもキュートでキュンキュン💞そして惜しげも無く、しかも無邪気に胸をはだけちゃってくれるというサービスカットもあり、いろんな意味で胸熱?
ちょっとデッドプールっぽいような、ダークな感じの冴えないヒーローは、パンチパーマだし、AVばっか観てるし、ヨーグルト?プリン?ばっか食べてるし、まっとうな仕事なんかしてなくて、裏社会の住人で、でも完全な悪党ではない?小悪党?のこの主人公が、見てるうちに、どんどんカッコよく見えてくるから不思議だ。
ハリウッドリメイクある?
てか続編は絶対あるよね?
だって、今、誕生したんだから。
覆面かぶったもんね。
てか、ヒーロー誕生の瞬間だよね〜👀
ヘンテコな邦題と思っていたら、これが原題なのだ。原題『Lo chiamavano JEEG ROBOT 皆はこう呼んだ「鋼鉄ジーグ」』(上のポスターより)
俺がやらなきゃ、誰がやる!って感じで、悪党を倒していく!ハイ!ここで正義の味方の誕生です!!!
そして、これからも、悪を倒してくれるのだろう!ジーグ フォーエバー!
はっきり言って『鋼鉄ジーグ』って知りませんでした。わたしが知らないだけなのか?いやいやそこまでメジャーぢゃないでしょ?てかゲッターロボとかマジンガーZではなく、ジーグっていうマイナーチョイスがまた胸熱ですよねー。
マフィアの抗争などイタリアの闇、暗部も描いており、アダルトな勧善懲悪ダークヒーローストーリーになっている。でも、ショボいとか言っちゃダメ〜😖
【74点】
2017.5.23 ヒューマントラスト有楽町