帝一の國 | ばーど☺︎cinéma LIFE 映画が教えてくれたこと☺︎ Don't Let Me Down

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映画は人生だ!映画は世界だ!ただの映画好き。
試写会・映画館・DVDなどで観た映画の健忘録的映画日記。
心情を大幅に絡めて、純粋な映画の感想ぢゃなくなっちゃっていますが…気軽に絡んでください✋

たまにジム活(Les Mills ZUMBA MEGA DANZなど)犬も好き

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いや〜、侮ってました。完全に…



評価が馬鹿みたいに高かったので、ならばと思って観てきました‼️評価が高いのにはワケがあるのです‼️




原作は未読。




『ケツ毛に絡まるティッシュだ!』とか、『お前は犬になれ!勝ち犬だ!』とか、もうバカでしょ?(ものすごくいい意味で)ちなみに、コレ、父親が息子に言う台詞です。




自分の國を作るためなら、なんだってやる覚悟の主人公たち。←たちと言うことは、他の登場人物もそうなんです!なんで、そこまで!って思いますが、これは代々続く、深ーい因縁に起因します。ちょー歴史ロマンだ!って、違います。学園政権闘争コメディです。


そもそも主人公の帝一は、なんでそこまでして自分の國を作りたいのか?そして対抗する幼馴染みや上級生も…、なんでー?!

って、ことは自分の目で見て確かめてみてほしいので割愛!!

でも…、主人公の理由にはロマンがあったのです…。てか他の人もそれぞれの理由があるのですが…。それぞれがそれぞれに負けられない戦いなワケです。そしてあんな手こんな手を使い、目的の為に手段を選ばなくなっていき…、うわ〜、怖いですね〜。ちょー政治の世界って感じです。悪の臭いプンプン



本作が面白い理由!

キャストが豪華!

菅田将暉、野村周平、竹内涼真、志尊淳、千葉雄大、間宮祥太朗、永野芽郁などの今をときめく若手たち。漫画が原作だけに個性的なキャラですが、適材適所、それぞれのキャスティングも見事にハマっている。
みんな、求められるいるものをわかってるよね〜。

てか、褌一丁での和太鼓のシーンをこのメンツがやるんですから、ファンはたまらんでしょ?垂涎ものですよね〜。女子萌え死?
 




良くも悪くも、漫画以上にマンガちっく

原作は未読だが、多分、原作もこんなんなんだろうなって思わせる、漫画の持つ良いとろを全部、実写にした?漫画以上に漫画っぽい?てか、みんなが恥ずかしがらず、徹底して役になりきっていたことが大きいのでは?漫画の原作で、これほどまで観て良かったと思ったのは『HK/変態仮面』以来ではないでしょうか?




 エンタメに徹底

政治をディスりながら、巧く風刺のきいたエンターテイメントとして昇華している点。ちゃんと落とし所もあるし、やっぱり映画ってエンターテイメントだよね。荒唐無稽ぐらいが面白いのだ。そして、ちゃんと最後、感動させるのだ。





もう、コレを傑作と呼ばず、何を傑作と呼ぼうか!!!






それにしても本作の菅田将暉はすごいです!ピアノは弾くし、ラップも披露しちゃうし、更には、ふんどし一丁で和太鼓も叩くし、そしていきなり裸になったかと思ったら白装束で割腹自殺未遂まで…、その他、昭和なトレンチや昭和なグラサンに昭和なスーツなど、菅田将暉七変化が堪能でます!






でも、ひとつ残念なことは…










パンフレットがSOLD OUTで買えなかったことです。

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ちなみに、立川シネマシティ2のe studioはH列がオススメです。丁度、通路を挟むので、圧迫感がないです。
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【80点】



2017.6.6    立川シネマシティ