冷涼地域、一挙に秋の匂いで充満しております。
ご近所のおネコ様好きマダムがふらりとやって来て
カイラシイものを置いて行ってくれました。
肉球のストラップはジャポンのマダムから頂いたおネコ様の前足と大体実物サイズのレーザーポイント。
本の大きさを分かりようするために並べてみました。
おフランス語ですけれども、元はジャポンの南伸坊センセーの作品集ざます。
おフランス版は日本語と仏語で表記されとります。
猫目線の俳句なので５、７、５の定型詩ルールもたまに破られたり、
そして仏人による仏訳の意訳も、なるほどなあと言う部分があったり、
日本人にはない発想のそう言う解釈をするのね、的なものもあったりで、
非常に面白うござんす。
まったく完璧に日本語に忠実な訳をしたところで、それで仏人が日本人と同じ解釈をするとは限らないし、彼らの心に日本人が感じる様な感銘が沸き起こるとも思わない。
お互いのツボが違う、だから面白いねん。
おネコ様好きのマダムは、本屋でこの本を見つけたときワクワクしたらしく
日本語もある、と言う事で
日本語もある、と言う事で
ワタクシにプレゼントしようと思ってくれたそうな。
（多分、ご自身用にも買っておられる）
お礼に、ちょっと前に仕込んだ琥珀糖を差し上げたんですけどね
レシピは伝統的な琥珀糖をベースにしておりますが
味つけ＆色づけで使用したのはぜーんぶ仏国産の世界的に有名なシロップメーカーのを使っておじゃる。
（この会社に勤めておる友人が色々サンプルをくれたので、ちょっと異国情緒のある使い方をしてお礼をさせてもろたと言うわけよ）
昨今のジャポン人気で、シロップには抹茶とか柚子とかもあるねん。
仕上がり検品中の品質検査部長
琥珀糖の仕込みは単純で簡単なんですけど、乾燥させるのにとにかく時間がかかるざんすよ。
なので、大量に仕込む場合はスペースの確保がないと後の祭りになる。
今回は、色んな風味で７０人前の仕込みをせねばならなかったので（その話はまた後日）
チーズ農家から分けてもらった木製のチーズを乾燥させる専用の入れ物を大活躍させたと言うわけざます。
（なので、オーブンシートの下には藁が敷かれておる）
それでも足りなかったので、市場の果物入れで使用される木製の入れ物も引っ張りだして来た。
今年の夏の後半は湿度が高くて、思った以上に乾きが遅かったので難儀したわ。
これはやっぱり冬に仕込むべきお菓子や思いました。
買い物ついでにお菓子のお届けに上がったら
またもや、ワラシベ長者になってしもた。
ワタクシが購入したのはビニール包装されておるジャポン風味なキャベツ
（最近はビオのバージョンまで出回ってるのね）
と、リンゴ農家の友人が育てているアカネという名のビオのリンゴ。
彼はフランスで一番美味しい（瑞々しい）フジとムツも育てていて、
このリンゴ農家のリンゴを食べたら、もう他の仏国のリンゴはすべて霞む。
ジャポンの中途半端なフジとかは顔を洗って出直したくなるレベルだと断言しておこう。
話を戻して
ピーマン（こっちではポワブルと言いますねん）とお茄子に人参を自分ちの庭の家庭菜園で収穫したばかりだったらしく
これもって行き！
と、袋にパンパンに詰めてくれたんよ。
あと、桃もようさん貰いました。
そう言えば、ここの娘さんからもミラベルとかプラムをてんこ盛りに貰って
消費しきれなかったので、全部梅干しにしたざんすよ。
ミラベル干しは、天日干しがしたい今頃には晴れ間が少なくなって来るのが難儀なんですけど、今年もプラム系は一度も市場で買う事なく貰い物だけで消費しきれない日々を送らせて頂きました、おおきに。
ミラベルのなんちゃって梅干し（レシピ付き）
梅干しネタ多いわ。
忘れる前に、もう一つ
最近、買ってみたピカールシリーズ。
中華系の食材にあわせる用のミックスパック二つ
アジア料理用と中華鍋料理用
アジア料理の方は、椎茸とかが入っていて中華鍋料理用にはモヤシとか絹さやとかエダマメが入ってる。
これ、餡掛け焼きそば（別にフツーの焼きそばでもエエよ）とか炒飯したい時に使えそうやん。
時間に追われた時には、これだけの種類の野菜の下ごしらえ不要
そして、その下のヤツは南欧料理向けの野菜の角切り
これが意外に和洋折衷で何でも使えるのでグリーンピース（プチポワ）と共に冷凍庫の常備品に良いかもしれへんよ。
そろそろ、換毛期かな。
かあちゃんも、冬物だして本格的な衣替えせんとあきません。
それにしても、冬物が傷むのが早過ぎる。
夏物の方が物持ち良いなんて、どんだけ短い夏やねんってはなしよ。
そう言えば、今年買ったサンダルは南イタリアで履いただけで終わったな。
（と言いながら、すでにヒートテック着てますわ）
次回はそろそろ久々の食べ物（仕込み）ネタにしたい思います。
