暖かくなって来て気が緩みそうになったんですけど

今週末から週明けにかけてまた氷点下がやって来はるらしい。

最低気温マイナス5度やて。

 

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羊もオチオチ毛を刈られへん。

 

でも、このしっかりした寒さが然るべき時期にある

ということは、

今年の春はきっと未曾有の晩霜の被害の心配が薄くなるということで

この激しい三寒四温も甘んじようと思えてくる。

 

農家の皆さん、今年は良いスタートになりますように。

 

と念じながら

遠征の合間に

自分ちの野良仕事に励んでみましたよ。

ウカウカしていると、ロクな手入れができぬままみんな好き勝手に芽吹き出すからね。

 

 

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と思ったら、案の定もう芽吹き始めてはった。

 

山椒でござんすよ。

実はつかへんけれど、ワッサワサに葉が茂るのでそれだけで十分ありがたや。

天敵のアゲハチョウとかおらへんので、伸び放題に成長できるようで

3年目でワタクシの身長を超えんばかりの勢いじゃ。

 

実山椒が好きなんですけど(ちりめん山椒とか最高やん)

それはムリとしても、若い葉っぱを摘んで佃煮にしたら最高だす。

 

そして、後方にて緑の主張をしているのが柚子兄弟。

これで7年目の子がいるので、あと10年したら実がつくかも知れぬ。

挿し木をしなければ、種から育てる柚子は実をつけるまで17〜8年かかるねんて。

植えてから知ったんですけど

そうなったら、長生きして見届けるたるわ!というモチベーションになるね。

 

小さな双葉だった子が、しっかりと成長してワタクシの背丈超えてしまいました。

直植えはまだちょっと心配なので大きな鉢植えで育てとりますが

異国の土にしっかり根を張ってちゃんと自分のサイクルで生きている姿に励まされます。

ゆずっ子も、この地には天敵がおらぬため、それはもうノビノビ育っとります。

要は、柚子も山椒も柑橘系なんでアゲハチョウ系が天敵なんやって。

 

まあ、何か起こったら周りには野良仕事のプロ中のプロが揃ってるんで

丸投げして助けてもらう魂胆よ。

土と触れ合う野良仕事は自分のストレスとか放電できる気がします。

これを生業にすると、それだけで済まへんのですけれど

 

 

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山椒のイガイガ。

これもまた愛おし。

 

柚子兄弟もみんな無事に越冬できたし

次の寒波も室内退避させれば問題なかろう。

 

食い意地から始めたジャポンの植木仕事。

でも、今はもっとなんか同士的な気持ちで向かい合っている気がするわ。

 

物言わぬ彼らに耳を傾け育てていく過程があったおかげで

言葉の通じぬお猫様たちとも、より心が通わせられるようになれたのかも知れへんね。

 

 

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この御方、かなり雄弁です。

主張も仏人並にして来ます。

それでも、兄ちゃんの顔色を見るのは世渡り上手なお利口さ故でしょうかねえ。

 

 

ジャポンの友人からお猫様布団をプレゼントされてご満悦なうず坊。

わりと使い方を心得てらっしゃいますことで。

 

チミはこれ以上成長せんように。

すでに豆大福コロッコロですんで。

 

 

 

 

縁側ゆず日記

柚子日和 追記