まりん!遅くなってごめんね! | まりんぼったの独り言

まりんぼったの独り言

ヨウムのまりん(2000年生まれ)との日々…
笑ったり、怒ったり、ひたすらにぎやかな日常の中で、私(なまちゃん)の日々も流れて行きます。
調子に乗って、俳句、短歌、川柳、小説なども。
秘境に1人暮らしをしている母も92歳になりました。

 

 

   まりん、遅くなってごめんね。

   予定を延ばした訳ではないし、ちゃんと帰ってきたんだけど、まりんのことを更新するのが

   すっかり遅くなって申し訳ない!

   

   2日半ぶりに帰宅して、一番にまりんに挨拶しなくてはいけないのに、先に荷物の運び込みを

   してしまった。

   実は結構いつものことなのだが、今回は運び終える頃「トゥルルル…」電話の音。

   これはまりんの催促の音なのだ。

   洗面所の籠のバスタオルをめくって、早速帰宅の挨拶。

   「まりちゃん、ただいま!今、帰ったよ。」

   「ごめんね。寂しかった?」

   「お利口で留守番してくれていたんだね~」

   正直、どこまで理解してくれているかは分からない。

   まりんの顔を見ると、自然にどんどん話しかけてしまう。

 

 

   まりんは、じっと私の顔を見ていたが、想いのこもった声で一言。

   「カッコ…」

   ズキューン!!

   千の言葉より、胸を撃ち抜かれた。

 

 

   家人に聞くと、まりんは私が出掛けてから、いつもよりずっとおとなしかったそうだ。

   悪戯もしないし、終日止まり木に止まっていたらしい。

   ふと見ると、秘境に出発する前に、悪戯防止に作った目玉付きバスタオルが、小物の上に

   掛けっぱなしになっている。

   もしかして、このタオルのせいでおとなしかったのかな?

 

 

   それは懸念だと、翌日まりんが証明してくれた。

   家人が掛けっぱなしにしたため、まりんは「この目玉、恐るるに足らず!」と思ったようで、

   席を外すと、すかさずタオルに乗って見せた。

   仕方がないので、今度は怖い大きな口(ギザギザの歯)も貼り付けたが、賢いまりんに

   いつまで通用するか、定かではない。

 

 

   朝、いつものシャワーの時間。

   下のもろもろを外して、まりんを籠ごと浴槽に運ぶ。

   「まりちゃん、ジャブジャブするよ!」

   ここまでは、いつもの手順だが、今日はシャワーの水が掛かると「待ってたよ~」と

   言わんばかりに、大きく翼を広げてクルクル回りながら大はしゃぎのまりん。

   家人もシャワーをはしょったりはしないのに、そんなに嬉しいのかと思うと、いとしさが

   じわ~とこみ上げてくる。

  

   

   なでなでもカキカキも念入りに…

   甘えてばかりのまりんに、疲れも飛んでいく。

   さあ!カッコはまた、今日から頑張るからね!!

 

 

       

 

  

       必殺のカキカキ技にウットリ…いつもの凛々しい顔はどこへやら(^_^;)