海外で見つける小さな幸せと小さな不幸せ

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若いうちから考えておくべき海外という選択肢

海外、海外転職、海外生活、海外移住、今の時代これらは人生の大決断のようなものではありません。携帯電話のキャリアを変えるようにさくっと変えてしまえばいい。幸いなことに日本人はちょっとだけ頑張れば、簡単に移住できる豊かな国、日本に暮らしています。

実は日本人として生まれただけで、他の百数十か国の人よりもかなり有利な位置からスタートを切っています。下手をすると他の国の人は一生をかけてもスタートラインにすら到達できないかもしれません。実は日本とその他大勢の国とはそれくらいの差があります。

しかしなぜか日本では日本のことを非常に卑下し、ダメな国、悪い国、とするネガティブな報道や教育が目立ちますが、一歩でも海外に出て他国を経験すると分かります。日本での報道や教育が全て嘘だったのだと。

だからこそ海外という選択肢を持っておくべきだと思います。私たち日本人はいつでも世界最高の国、日本に戻ることができるのですから。別に海外に行って優越感に浸れと言っているわけではありません。もっと広い世界を知ることができる、そして日本という国が、日本人である私達が一体どれだけ恵まれているか、生まれながらにして、他の国の人が持っていないものを私達が普通に、当たり前のように持っているのかを思い知らされます。。

だからと言って、今の日本の全ての現状を我慢をしろ、とかそういうことが言いたいのではありません。しかしまあ正直に言えば、自分たちよりも持たざる者を見て安心する、と言う浅ましい考えが絶対にないとは言えません。否定はしきれません。しかし悪いことのように思えるが、私達は昔から士農工商えたひにんの身分制度や欧州における道化師、はたまた奴隷制度など歴史の中でそのような仕組みや考え方は必ずあったことは間違いありません。

別にそんな考え方や思想をもって他国の人を見下せと言っているのではありません。ただ価値観や満足や思考やそういうものの考え方のベクトルを他者ではなく、自分のほうに向けることができれば、もう少し人生は行きやすくなるのではないかと思います。

ああ、自分はまだ幸せなんだな、とか、自分が抱えている悩み小さいものだったんだな、とか、自分よりももっと苦しい境遇にいる人もいるんだから頑張ろう、とか。そう思えれば私たちは今当たり前のようにあることや持っているものにも感謝できるのではないかと思います。そしてもっと小さい幸せを見つけて幸福に生きられるのではないかとも思います。そして我々が今感じている、持っていない・できない不幸せも小さく感じられるのではないか。

“なるべく小さな幸せとなるべく小さな不幸せ、なるべくいっぱい集めよう。”

そんな気持ちわかるでしょう?