タイのチェンマイで初めてできた外国人の彼女26

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タイのチェンマイにて。私がパラダイスゲストハウスからアパートに引っ越しした後もタイ人の彼女Pとの関係はなんとか続いていました。相変わらず彼女は、午後の3時過ぎには私の部屋に来ていました。そして2時間ほと私の部屋で過ごし、日本食屋に出勤していました。

しかし、変わったこともあります。それは、以前よりも頻度も内容も濃厚となった肉体関係でした。私は彼女と陽の高いうちから毎日のようにセックスをしていました。時には2回連続で。そして時に彼女は、手や口で搾り取るように・・・まるで2回目を無理やり出そうとしていたことさえあります。

それはまるで体だけでつながっているような関係でした。存在証明というか、セックスしている間だけ、体がつながっている間だけ、2人は恋人としていられるような、そんなとても悲しい関係となっていました。

もう一つ変わったことがあるとすれば、私が彼女の働く日本食屋には一切行かなくなったということです。本来は定期的にでも顔を出して見張る、わけではないですが、釘をさしておくべきだったのだと思います。しかし、面倒くさくなりました。まあ浮気するならするでいい、と諦めに似た達観をするようになりました。

そんな私の冷めた気持ちが彼女にも伝わっていたのかもしれません。自分自身変わらない素振りを気を付けていたはずですが、自然と漏れていたのかもしれません。彼女とのセックスはいつからか感情のこもらないどこか機械じみたものとなっていました。ただのルーティーン・・・

それでも目の前の女体を求めて、毎日のように腰をふって、続けて2回も出してしまうのは若かった証拠だと思います。今だったら空しくてメンタルが付いていかなかったもしれません。しかし、そんな状態にまでなってしまった関係が長くは続くわけがありません。

私とPの喧嘩は前よりもさらに頻度を増しました。そして、その原因と内容がしょうもなくなっていました。初めは明らかに私が原因だった喧嘩も、この頃になるとどっちもどっちという様相を呈していました。正直、苦痛でした。彼女とのセックスですら、早く出して終わりたいとすら願っていました。