セールスの神様の教え | 一瀬翔公式ブログ「永遠の未完成。」
先日、ある方のご紹介を受けて、
「セールスの神様」と呼ばれる人の
ご自宅で、話を聴く機会がありました。

その方は、すでに第一線からは退いているのですが、
現役時代には

「契約率99%」
「初対面の人に土地を売る」

など数々の伝説を持ち、
いっさい宣伝しなくても、口コミだけで
企業研修の予約が数ヶ月先まで埋まるような人でした。


プレイヤーとしてだけではなく、
指導者としても一流だったということです。


その方のご自宅で、2時間たっぷりと
色んな話を聴かせていただいたのですが、帰り際に、

「ひとつだけ伝えておきたいことがあるんだけど…」

という切り出しで、こんな質問をされました。



『ビジネスで最も簡単に結果を出す方法は、何だと思う?』



「最も簡単に」結果を出す方法です。
また「最も確実に」とも言っていました。


あなたは、何だと思いますか?



その時は、考えている間に、
呼んでもらったタクシーが到着してしまい、
僕が答える前に、回答を教えてもらうことになったのですが…

その答えは、実にシンプルでした。


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■最も簡単に結果を出す方法、それは「パクる」こと。
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その方は「二番煎じ」という言葉を使っていましたが、
要は「パクリ」のことです。

すでにうまくいっている人のビジネスを真似ること。

それが、最も失敗のリスクが少なく、
最も簡単に結果がでる方法だということでした。


たしかに、そうですよね。


ビジネスに挑戦する多くの人が、
誰も考えつかなかったようなアイデアを思いつこうとし、
利益を独り占めできるようなビジネスを探し求めます。

というかむしろ、
それこそがビジネスだと信じて疑わない人も多いようです。


もちろん、それも悪くはありません。

もし見つかれば、ひとり勝ちして、大儲けできるでしょう。

ただ、見つからなかったら…?


諦めなければ、いつかは見つかるとしても、
それまでに多くの時間を要するかもしれません。

明日見つかるか、1年後に見つかるか、
それとも一生見つからないかは、誰にも分かりません。


これはある意味、リスク(不確実性)の高いギャンブルです。



一方、すでにうまくいっている事例を真似するのは、
リスクがものすごく低いです。


その相手と競合しないように戦う場所を変えるとか、
ライバルに負けないようにオリジナリティを出すとか、

そういった工夫は多少必要だとしても、
すでに成功した事例を参考にしてビジネスをやることは、
非常に効率が良いと言えます。


「学ぶ」という言葉が、
もともと「真似ぶ」という言葉から生まれたように…

技芸の上達において
「守離破」(はじめは真似よ)という言葉があるように…


優れたものを「真似る」というのは、実は、すごく重要なことです。
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たとえば、先日ご提供した動画セミナーで触れた
「FREEコンテンツを使ったキャンペーン」を例に取ると、

たくさんの人がすでに、
「大量の見込み客を集めた手法」を真似することは
手探りで集客するよりも効率的だということですね。



「パクる」

それが、御年65歳になる
セールスの神様がたどり着いた
ビジネスで最も簡単に結果を出す方法なのです。


僕もこの意見に関しては、おおむね賛成です。
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「真似すること」は悪いことではありません。

うまくいっている人やビジネスを真似することで、
リスクを減らして、確実に結果を出していきましょう。