とくに離婚を決意した時は。
子どもがもう親元を離れてくれてたり、
自分もキャリアがあれば別だが、
私の経験上、離婚相談をする人の大半は
離婚後の生活で一番の悩みはお金と仕事の
問題のようだ。
漫画家の西原理恵子さんが4月に新刊
『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』
(KADOKAWA)を出すという。
そのインタヴュー記事が面白かった。
女の子へ「寿司と指輪は自分で買おう」(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/articles/ASK2R5QZ9K2RUTIL04Q.html
「『お寿司は男の人におごってもらうもの』と思い込んでいる
女の人がいるけど、自腹で食べたほうがうまいでございますわよ!」
相変わらず歯に衣着せぬ物言いの西原節で
「稼げれば殴られずに済むはず」というポジティブなのか
ネガティブなのかわからない西原ワールドに展開している。
私ははっきり言って西原理恵子が嫌いであった。
この人のマンガがとにかく
怖かったからだ。
生理的に。
なぜか最近ようやくわかった。
このインタヴューにも彼女自身のショッキングな養父からの暴力や
ダメンズにばかり惚れてしまう男運のなさを
面白おかしく話しているのだが、私には笑えない。
親から殴られるということを経験したことのない
私には、彼女の描く世界がまったく理解できなかった。
今となって仕事でDVモラハラで苦しむ女性がこんなに
多いのかと知るようになったが、
子どもの頃の私には『ぼくんち』などの
世界観やテーマはまったく異世界のものだった。
西原流のブラックユーモアは
男に殴られ血をダラダラ流しながら
「えへへ、ちょっと怒られちゃった。
でも大丈夫大丈夫」
とか言いながら女性が
苦笑いしているような
そんな胸の苦しさを覚えるのだ。
全然大丈夫じゃないから。
そんな理由で西原作品はまったく読んだことは
なかったが、彼女の新刊はとても興味がある。
女性の自立にというテーマに対する
ひとつの意見として、参考になるのではないか。
↓関連ブログ
西原
「やらせろよおまえ! 殺すぞ!」
と怒鳴り、高須の腹を蹴り上げた
(ログミー:男女のセクシーさ、とは何でしょう)
西原理恵子と高須クリニック院長が
愛人関係にあったということを
最近知ってさらに興味をもった。
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夢の旅人
キャリアコンサルタント/行政書士
かつ