社会あれこれ | 悠太郎が綴る中学受験国語と、ときどきパパナス育児ブログ

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中学受験と国語、まれに育児、ゆる~~く綴ります。

① 階級社会


下層とか、上層とかの話は、マスコミでよく聞きます


とはいえ、単に収入格差だけを扱った表現ではありますね


ちょっとまえは、上級国民、なんて言葉がネットで話題になりましたが……



さてさて、階級社会のお話


とは申しても、過去の、教科書にある昔のお話


この時代の、お子様の理解、正確さが欠けること、しばしば……


なんと申しますか、「身分差」というものが、よくわかっていないお子様と、出会うことがありました


そういったお子様は、申し訳ないですが、日常的な、礼儀的な部分も含め、あまりよろしくない印象があります


……別に、塾講師ごときに丁寧に接してほしい、ということを主張するわけではないのですが、親御様含め周囲の大人全般に、自分の言うことは聞いて当然、という思考をお持ちの場合が多いです


偉い偉くないということでなく、他人に配慮する発想が欠けていることがありましたが……



どちらが先か、わかりませんが……


江戸時代などでの階級差などが分からない=大人に対して配慮しない


ということを、まま感じますかね……



時代劇などで、大人同士であっても、相手に対して平伏する、ということを映像として見ていれば、上下関係などわかりそうなものが……


余談ですが、時代劇『大岡越前』で、将軍様が庶民に気まぐれに小判をあげて、その庶民が窃盗の疑いをかけられる、というお話がありました


将軍様がお白州の場に出て、証言すればいいんじゃない、と子どもながらに思っていたのですが、


将軍様は頑なに拒みます


なんでかよくわからなかったのですが、父親に


お白州の場で、最初奉行に頭を下げなくてはならないというしきたりがイヤで、だから出たくない


という解説をされて、納得と同時に、えらい人はそういうものなのかぁ、と感じたことを覚えています


一応、現代日本においては、身分差がありませんし、そういった場面を子どもが見る機会は、テレビくらいなものでしたが、それなりに学びになりましたね……


小学校低学年のときに、職員室から先生と一緒に出るときに、扉をおさえて、先生を先に出そうとしたときに、失笑されたことも記憶にありますが……


そのころは、「偉い」というものの理解に、試行錯誤中でもありまして……



さて、お話を戻して、階級社会の無理解ですが、社会においても、記述主体校(麻布除く)の学校くらいでしか、触れないので、多くの受験生には、無縁のお話かもしれません



② 天皇制


むかーしむかし、某地区某小学校にお通いの生徒さんの家庭教師をしていたころ、


ご紹介くださった、同じ学校に通う御友人と一緒に指導したことがありますが……


天皇制に猛反対の意見をお持ちでした


…つっこんできくと、学校の先生のご意見を大変色濃く受け継いだようで……


いやはや……


記述主体校でも受けるならば、その認識をどうにかしないと、とは思いましたが、そうでもなかったので、触れずにはいましたが……



③ 戦後史観


ネット社会の普及により、実に多様な意見に触れることが可能となりました現代ですが……


お父様が特定の傾向の思想に刺激を受け、その結果、お子様とご一緒にその種のサイトをご覧になる、ということがかつてありましたが……


まぁ、当然ながら、生徒さん、その思想に大きな影響を受けました


これは、ちょっと、お父様にご説明し、ご納得のうえ、辞めて頂きました


ある要素とある要素、その二つ組み合わせた某学校、第二次世界大戦における日本への見方が固定的で、その種の問題が出題された場合、その生徒さんが点数を取れない可能性が極めて高くなってしまう、と説明


実際に、過去問を示したので、すんなりとご納得頂きました




と、まぁ、こんな感じで


歴史と公民、これはお子様の生育環境・学習環境を伺うことができて、大変興味深くあるのですが……


特定の環境下ですと、学校側が解答と設定する内容を、大幅なずれをもたらすことがしばしば…


ご留意くださいまし




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