緑膿菌

 緑膿菌は、
 免疫力が落ちることで、感染する。
 重度の糖尿病や、肝不全などの患者や、
 抗がん剤、免疫抑制剤を、投与している人、
 カテーテル類を、長期間挿入している人、
 寝たきりの人や、高齢者などは、特に、
 緑膿菌に、感染しやすいため、注意が必要。
 また、血液中に、緑膿菌が入り込むと、
 敗血症を引き起こすが、敗血症になると、
 全身に、緑膿菌が、散らばってしまう為、身体中で、
 緑膿菌による感染症が起こるリスクが、高まる。
 敗血症になると、ショック状態に、陥りやすく、
 血圧低下や、循環不全を起こして、
 多臓器不全に移行し、死に至ることもある。
 
緑膿菌の感染経路
 原因は、いわゆる「接触感染」である。
 緑膿菌が付着した人の、手指や、
 器具、道具などに触れる事で、感染する。
 日常生活内でも、病院内でも、起こる。
 
この説明を読めば、判るように、
夫は、
「緑膿菌感染を、最も注意しなければならない患者」
だったはず…
ドレーンから侵入した緑膿菌は、全身を駆け巡り、
夫を、ショック状態へと、陥れました。