…書き始めると、まだまだ止めどもなく出てくる、

「水面下の真実」に気付いてしまった私でしたが、

それを、(実際に人工透析をしている)夫に、

声高に言ったところで、

夫は、どうすることも出来ません。

 

でも、何故、

この「水面下の真実」を、感じ始めたのか…

そのきっかけは、

人工透析を終えて、帰宅してきた夫の、

様子・言動・表情を、見てきたからなのです。

 

【人工透析患者への手引書】や、

【明るい人工透析生活】なるキラキラ本に、

書かれている事との、あまりのギャップに、

驚かされました!

 

 透析を終えて帰宅し、遅い昼食を摂ると、

本当に、疲れているのでしょう、

夫は、ぐっすりと、寝入ります。

私が起こさなければ、

夜になるまで、眠り続ける…

そんな、『疲労困憊した』眠り方でした。

…退院当初は、「体力がまだ戻っていないから」と、

軽く考えていた私でしたが、次第に、

「おかしいなあ」と、首をかしげるようになりました。

 

  こんなにも疲れる『人工透析』って、

  一体どんなものなんだろう?

 

  夫の体内にどんな変化が生じ、

  それは、時間の経過とともに、

  どう深化していくのだろう?

 

 

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