新年の門出を祝う日本酒「初亀」粉雪舞うかすみ酒で乾杯!

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、2018年の初日本酒、「初亀 かすみさけ」特別純米、生酒です。

■初亀

2018年最初の日本酒はこちら。静岡の老舗酒造が醸す地酒「初亀 かすみさけ」です!

透明な瓶に白地のラベル。そこに小さいながらも力強く描かれた赤い日の丸。
なんとも縁起のいい日本酒ではないですか!「初亀」という名前もいいですよね。

「初亀」とは、初日の出のように悠々と、亀は万年と言われるように末永く栄えるようにと、名づけられたのだとか。

この「初亀」を醸す酒蔵は、その名も初亀醸造株式会社。
静岡の藤枝に蔵を構える、1636年創業の老舗酒造です。

400年の伝統と本物の酒造りへの思いが醸す同蔵の日本酒は、全国の品評会でも高い評価を受けています。
名人杜氏とうたわれた故滝上氏は、「酒は造るものではなく生まれるまで育てるものだ」と言っています。美味しい日本酒が生まれるようにと、昼夜を問わず酒を大切に育てる伝統は今も受け継がれているそうです。

■かすみざけ

それでは、さっそくいただきます。

今回いただくのは、「初亀」の特別純米、生酒。「かすみさけ」と銘打たれているように、瓶の底に白い澱がうっすらと溜まっています。

酒を杯に注ぐと、その白い澱が瓶の中を粉雪のように舞います。なるほど「かすみ」が降ったよう…。

幻想的な舞いを眺めながら杯に口をつけると、口当たりがなんとも柔らかい。
さわやかな喉越しの後に米の甘みがふんわりと口の中に広がります。
こだわっているという酒米本来の旨みが見事に生かされている感じです。

この酒に使われているのは富山県なんと産の山田錦と雄山錦。
農家との共生も蔵の基本コンセプトの一つなんだそう。そうした人とのつながりも、独特の甘みを醸成しているのかもしれません。

おやおや、いつの間にか目の前を粉雪が舞ってきました…。
いかんいかん、新年から飲みすぎました。夢を見たのか、かすみを見たのか…。

ありがとう、初亀!2018年の幕開けに相応しい日本酒でした。

■基本情報

原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール分:15度
使用米:麹米・富山県なんと産 山田錦、掛米・富山県なんと産 雄山錦
精米歩合:麹米55% 掛米60%
杜氏:八重樫次幸
製造元:初亀醸造株式会社 静岡県藤枝市岡部町岡部744番地

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