おはようございます。
シーガルカイロプラクティックの水越です。


昨日は35週の妊婦さんへカイロプラクティックを提供しました。快適な妊娠出産を望めるよう妊産婦のカイロプラクティックの質をこれからも高めていきますね。


それでは本題です。


『妊娠35~39週の妊婦のカイロプラクティック』


35~39週の妊婦の特徴

 

胎児の発育は36週でほぼ完全となります。体重が3キロくらいで38cmくらいの大きさなので母親の子宮がふくらみ腹部をさらに押し上げて横隔膜への圧迫が増します。このせいで呼吸が浅くなったり、消化不良や胃の気持ち悪さが起こる可能性があります。しかし、出産の準備で胎児の頭が骨盤にすっぽり入ると肋骨への圧迫が減少し呼吸が楽になることがあります。また、胎児が膀胱を圧迫し頻繁に尿意を感じおしっこの回数が増えます。


妊娠後期は疲労感が増す場合があります。これは胎児の体重の重さや、出産に向けてのホルモンバランスの変化などが原因です。無理はせず安静にしていることが大切ですが適度なウォーキングなどの運動は関節を柔らかくするので無理のない範囲で動くことは安産にとって有効です。



分娩の準備“リラキシン”

リラキシンとは分娩の準備のために骨盤を繋げている靭帯を緩める作用を持つ出産において、とても重要な女性ホルモンです。妊娠後期から出産後しばらくは多く分泌されています。リラキシンは骨盤の靭帯だけではなくすべての関節の靭帯に作用するので妊娠後期に“ズキッ”と痛む腰背部痛はリラキシンによる靭帯が緩んでいる作用だと考えられています。

また、恥骨結合不全がある方は骨盤の前方が痛む場合があります。
ちなみにリラキシンは産後しばらくは分泌され続けますので、産後すぐにカイロプラクティックを受けると比較的、簡単に骨盤が整いますので産後のカイロはとてもオススメです。



35~39週の妊婦のカイロプラクティック

・腰背部痛の軽減

この頃になると、さらにお腹が大きくなり姿勢変化が顕著になります。そのため反った腰に大きな負荷が加わり、さらにリラキシンの作用で靭帯が緩むので腰背部痛が現れることがあります。カイロプラクティックは骨盤、腰椎の※サブラクセーションを取り除くことで、このような妊娠後期の腰背部痛を軽減させる効果があります。


・恥骨痛の軽減

妊娠後期になるとリラキシンの作用で恥骨結合と呼ばれる恥骨を繋げる靭帯が緩みます。このとき、恥骨に不整列があると骨盤前部に痛みが現れる場合があります。カイロプラクティックでは恥骨の不整列をアジャストメントすることで恥骨の不整列を取り除き痛みを軽減させます。


・疲労の軽減

背骨の中には脊髄神経が入っていて、この脊髄神経が脳と体を繋げることでホルモン分泌が可能になります。しかし、背骨がゆがんだままだと神経の流れが妨げられ脳と体のコミュニケーションを乱しホルモンバランスが乱れます。


カイロプラクティックでサブラクセーションを取り除き神経の働きが安定すればホルモンバランスの乱れが穏やかなり、疲労感の軽減につながります。

また、骨盤や背骨がゆがんだままでお腹が大きくなると関節や関節周辺の靭帯や筋肉が緊張します。これが体にとっての大きな負担となり疲労の原因となります。カイロプラクティックは脊椎の関節の動きを柔軟にするので関節周りのストレスが減り、疲労の原因を取り除くことになります。


※サブラクセーション(Sub-Lux-Ation)

脊椎がゆがみ神経の流れを妨げている箇所。


最後までお読みいただきありがとうございました。


シーガルカイロプラクティック
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