おはようございます、日本からの便りです
数ヶ月前、日本に一時帰国する前にダーウィンで同僚から言われたこと。
同僚1:「わざわざ危ないところにいっちゃうの?」
同僚2:「そうそう!今、あまり日本に行くのはいい時期じゃないのでは?ほら地震とかさぁ」
みたいなことを言われました。日本が大好きで沢山のリピーターさん達もいることを知っている私にとって、
こういう発言をする人達は、たいてい一度も日本に行ったことのない方ばかりなので、日本てこんな怖いイメージもあるのか~と、ある意味新鮮でした
でも、確かにオーストラリアのダーウィンは1974年のサイクロントレイシー以来、大きな自然災害ないよなぁ、地震もほとんどないしなぁ。ミサイルも飛んでこないし、経済も順調だし、確かに不安になる要素が少ないですね。だから余裕もあるし、寛大だし。。。
などと思いながら、そんなこんなで日本で過ごしていてちょっとしたら、今度は北朝鮮からのミサイルが日本上空を通過したとのニュースが流れました。これもまた海外でも話題になったみたいです。
早速オーストラリアに住んでいる友達からこんなメーッセージを貰いました。
友達:「ミサイル飛んだみたいだけど、大丈夫なの~~~!!!!!」
私:「え、ああミサイルね、ずっとそれでニュース速報やってて朝の連ドラ(NHKの朝の連続ドラマ小説)が中止になっちゃたわよ!」
友達「(唖然)。。なんと暢気な。。」
日本にいると、忙しくて考える暇ないか、もしくは肝が据わってるか、もしくは、不安を煽らせないようなニュースのお陰か、飛んできたところでどこにも逃げ場がないと諦めが入っているか、人それぞれではあると思いますが、なんだか、海外の人の方が騒いでるよね、当事者はこっちだけどね、ってことがあるような気がします。
例えば、今回も相当大きなニュースだったみたいなのです。早速地元ABCラジオのジャーナリストさんから、日本にいてどんな気持ちなのか、ミサイル飛んだときのことや、この状況について、これは日本人にとってどういうことなのか等を答えて欲しいとの国際電話でインタビューの打診があったりしました。ええっ、急にJ-ALART鳴っても、どこに逃げりゃいいの?って思いましたよ。
危機感を持たなければいけないと思っても、はっきりいって、どこが安全な場所なのか分からないよ。。。
そんなことを思いながらも、平穏な毎日に日々感謝すると共に、豪日協会(AJANT)の活動の重要さを再確認させられました。
あるAJANTのイベント。2017年2月、ダーウィン沖に沈んだ日本の潜水艦隊伊124の英霊を弔う式に出席してくださった沢山の方々。ご遺族を始め豪日の政府の高官の方々も多数参加してくださいました。
81名分の81個の風船をみんなで一斉に飛ばしました。
これはAJANT個人の意見で、団体の意見を反映するものではありません。
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