「きぼうのひ」のブログを始めた頃、

すぐに一通のメールが来ました。

 

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薬をやめたらどんなに楽だろうと思います。

が、私には勇気がありません。

一生先生の言う通り薬を変えたりしながら

どこかで治る日を夢見ていくと思います。

思い切れる勇気が羨ましいです。

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というような。

 

ブログを書くきっかけは、

薬を飲んでいればもう大丈夫になったので、

完全社会復帰しましたという方にお会いして、

これからその薬とお付き合いしていくと

新しい困難が生まれるということを話したところ、

何言ってるんだ？この人・・・という反応で

無力さを痛感した事でした。

 

余計なお世話な話なのです。

 

ですが、

近頃特に、

うつ病、難病、〇〇症・・・と

病名と薬をもらってくる人が

増えてきた気がします。

 

そうなると、

その薬をやめる時の苦労は

想像以上です。

と、早いうちに訴えたくなってしまいます。

薬を飲むかどうかの判断を

自分でしてもいいのです。

 

耳を貸してくれそうな、

薬地獄から抜け出したがっている方には、

お話ししています。

すでに服用している人は

段階を踏む必要がありますので

やみくもにやめたらいいという話ではありません。

 

そんな中、

お二人ほど、止めつつあります。

手ごわい薬ですが。

不思議なのは、

やめる決心をすると、

甘えていた部分が消え去るのか、

精神が強くなるみたいです。

責任は自分で取らなければなりませんから、

その境地に立つまでが大変。

 

再三自分のことも書いてきましたが、

大切なのは薬をやめられる体に

なってからやめるということです。

睡眠５時間、暴飲暴食、

冷えたビール毎晩一本・・・

の状態で「よ～し、やめてみるぞ！！」

というのでは、恐ろしい。

その病気・症状に至るまでの

体に良くなかった生活をみつめなおして

身・心・精神を整えると、

薬のいらない体になり、

自然にやめられる精神状態になります。

 

私は、冷たいものなども絶ちましたが、

冷やさないバナナヨーグルトに

ココアやはちみつをかけたりして

自分にご褒美もありました。

 

即、命にかかわる薬は、

急にやめられません。

 

薬にコントロールされている日々を

やめたい方を応援しています。