ちょっといい和 Take.48 <東海道編20 - 土山宿前編> | 日々… 、アート・ライフ

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自分の好きな音楽や、心をユサブラれたアーティスティックなモノ (※音楽以外) を、ツラツラと… 書きつづってみたいと思っています。

このコーナーでは、

私が東海道五十三次を

京都から江戸(東京)に向かって、

ちびちびと歩いている記録を、

文と写真でつづっています。

歩く=

 

これまでの旅の記録は、

この記事の一番最後の一覧からどうぞ!

 

485系先頭車485系中間車485系中間車485系中間車485系グリーン車485系グリーン車485系中間車485系中間車485系先頭車(ボンネット)

 

ちょっといい和・東海道編です!ニコ

今回は土山(つちやま)宿・散策の前編です。

 

 

まずは、土山宿についてのミニ知識をニコ

 

土山宿は・・・

現在の滋賀県甲賀市にあり、江戸から数えて

49番目の宿場(しゅくば)町になります。

宿場の規模は、家数351軒、人口1505人、

本陣2軒、旅籠(はたご)屋44軒との事。

(天保14年の「東海道宿村大概帳」より)

 

下矢印歌川広重「東海道五十三次の内・土山」

(著作権フリー素材使用)

 

広重は浮世絵作品の中で、この土山を題材に

数点の作品を制作されています。

その中でも「春の雨」と題した上差しは、

広く世に知られている作品ではないでしょうか?

大雨が降る中、大名行列が田村川に架かる橋を

渡る様子を、うまく表現されていますね。

汗傘汗ニコ



つづいて、移動ルートを確認しますダウン

 

 

 

< 前編のおおまかな流れ >

①市役所土山支所バス停 出発

     下矢印

②歴史民俗資料館

     下矢印

③田村神社

     下矢印

④道の駅 あいの土山

     下矢印

➄生里野地蔵公園

 

では、本編をど〜ぞニコ下差し

 

 

日時:3月12日(日)  天気晴れ

 

前回の東海道編19は・・・

 

旧東海道沿いにある土山宿本陣跡

幕を下ろしました。

 

 

今回は、少し場所を移動して・・

国道1号線沿いの商工会館前の・・・ダウン

 

 

上矢印の左端をズームアップ!サーチ下矢印

 

 

市役所土山支所バス停からスタートし、

ぐるっと時計回りに土山宿を散策します。歩く

 

そして最後に、もう一度このバス停に戻ってきて、

今回の土山宿の散策は終了です。ニコ

 

 

国道1号線を西に少し進み、前回に紹介したダウン

 

平成万人灯の見える交差点を右に折れます。 

この日は写真で分かる様に、快晴でした。ほっこり

キレイな青空に心浮かれてゲラゲラ・・・

少し歩いてから、とても大事な事に気付きました。

 

 

いつも使ってる移動距離計測アプリを

スタートさせていなかった!

ガーンハッオーマイニャー!

 

 

急いで交差点まで戻り、計測スタート。

幸い、ロスタイムはわずか3分で済みました。ショック

 

 

気を取り直し、北に歩くこと約10分。

最初のチェックポイント、

 

土山歴史民族資料館です。

 

入口にはこんな素敵な彫像がありました。

 

 

資料館は、入場無料。グッイヒ

土山の歴史が分かりやすく説明されていた、と

私は感じました。オススメです。ニコ

約30分滞在して勉強させて頂き、資料館を後にしました。

 

 

・・・で、事前に準備した散策地図によると

資料館から10分くらい歩いた所に、

土山城跡城というのがあるとの事でした。

 

しかし・・・

探しても探しても、それらしき物が見当たらず。

ショックあせる

あきらめて、次のスポットに向かいました。

 

 

国道1号線に戻り、周囲をキョロキョロとうーん

観察しながら歩くこと約30分。ランニング

 

国道に面した所に、次のチェックポイントの

田村神社に通じる1つ目の鳥居神社が見えました。

 

田村神社の祭神は

坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)公。

交通の要所であった鈴鹿山に潜む鬼を

退治したという言い伝えから、

厄除けの神様として崇められています。

 

ここから4分ほど歩いた所に2つ目の鳥居神社↓

 

 

 

2つ目の鳥居神社の前で右を向くと・・

 

「高札場(こうさつば)跡」と刻まれた石碑と

案内板がありました。うーん

写真の中の地図に黒い線で描かれていますが、

いま立っている場所は、昔の東海道だったそうです。

 

 

さらに奥に進み、3番目の鳥居をくぐると

 祈祷(きとう)殿(左)と拝殿(右)が見えました。

 

 

祈祷を受けに来られている方が、多く見られました。

おはらいおみくじひいてね

 

 

アップ破魔矢のデカイ版が道の両側から出てきて、

上でクロスされてます。ガーン

この先の階段を上った先が本殿です。

 

コレは何かな?うーん

 

3人の人(?)が背中合わせで座ってます。えー?

下の段に何やら文字が刻まれているみたいですが

全然、解読できませんえーん

 

 

自分と家族の分のお守りを購入。

一通り参拝を済ませた所で時計を見ると、

ただ今、11:41。 腕時計

続けて、陸橋で国道の反対側に渡ります。

 

 

次に向かったのは

 

道の駅・あいの土山です。

土山や滋賀の名産品など、色々なものが販売されてました。

 

かな〜り迷った上で購入したのがコチラ下差し

 

街道タオル、お茶お茶、かにが坂飴の3点。

 

タオルは、広げるとこんな感じ下矢印

 

東海道五十三次の行程が描かれており、

自分を含めて、東海道を旅をしている人には

まさにド・ストライクな土産!!ウシシ

見つけた瞬間、迷わず手に取りました。おーっ!

 

お茶は、茶葉の物にしようか悩んだものの

手早く味わえるペットボトルを選択。

 

右下の「かにが坂飴(あめ)」というのは、 

この土山の名産品の1つ。

大昔、鈴鹿山麓に巨大なカニがいて村人や行き交う人に

悪さをしていました。

ある時、一人の僧徒がやってきてカニに説法を聞かせると、

カニは甲羅が8つに割れて消え失せました。

僧が甲羅を埋葬する蟹塚を作ると、血が固まりアメに

なったそうです。そのアメを厄除けの飴として、僧は

村人に伝えた事が、現在にも続いている蟹ヶ坂飴の

いわれです。

アメ キャンディ を1個、口に入れると、どこか懐かし~い

味がしました。にやり

 

 

ここで時計腕時計を見るとちょうど12時。ぶー

併設の食堂に足を運び、メニューを見ると

変わったメニューを発見+注文。

 

忍者セットというそうです。(土日限定)

公式ホームページには

「黒影米を使った太巻きと黒影米うどんのセット」

とあります。

美味しかったですよ〜音譜もぐもぐラーメン

 

 

食後、周囲を見回していると 

 

土山茶を味わえる無料のサーバーを発見!クラッカーキラキラ 

ありがたく、コップに1杯頂きました。

 

そのお茶を片手に・・・ダウン

 

道の駅を出て、周囲の茶畑を眺めながら、

旅を進めます。

お茶もちびちび飲みながら。お茶にやり

 

 

旧東海道に沿って、西に向かって歩くと間もなく

↑「ここから土山宿」を意味する石碑。石碑

 

 

以前のちょい和・東海道編でも登場しましたが、

この土山宿の旧街道沿いにも、多くの軒先で

 

アップこういった屋号の看板を目にしました。うーん

 

 

ちょっと目に入ったこちらの道標は↓

 

「右 京都へ十五里  左 江戸へ百十里」 

 と刻まれてますね。

(日本では、1里=約3.9km)

あまり風化してない感じです。イヒ

 

 

また少し進むと、

生里野(いくりの)地蔵公園という公園が。

 

写真の、向かって右の黒っぽい石碑は

「吹かば吹け 櫛(くし)を買たに 秋の風」

と刻まれています。

この句を読んだ上島鬼貫(おにつら)は、

大阪の伊丹出身の俳人です。

西の鬼貫、東の芭蕉と言われ、独自の

俳諧の境地を拓いた方です。

この句は、1868年に東海道を旅する

途中に土山に寄った際に詠んだそうです。

ガーン

 

 

ここで、一旦休憩を挟みましょう。お茶

後編はまた後日、公開します。

 

以上、土山宿散策・前編でした!

 

 

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<ちょっといい和 ~東海道編~>

これまでの道程   ダウン

ティータイム Take.15 < 東海道編 1 >
・・・三条大橋周辺散策

ティータイム Take.21 < 東海道編 2 >
・・・三条大橋→大津(前編)

ティータイム Take.22 < 東海道編 3 >
・・・三条大橋→大津(後編)

ティータイム Take.23 < 東海道編4 >
・・・大津宿周辺散策(前編)

ティータイム Take.24 < 東海道編5 >
・・・大津宿周辺散策(後編)

ティータイム Take.25 < 東海道編6 >
・・・大津宿→草津宿(前編)

ティータイム Take.26 < 東海道編7 >
・・・大津宿→草津宿(後編)

ティータイム Take.28 < 東海道編8 >
・・・草津宿周辺散策(前編)

ティータイム Take.29 < 東海道編9 >
・・・草津宿周辺散策(後編)

ティータイム Take.32 < 東海道編10 >
・・・草津宿→石部宿(前編)

ティータイム Take.33 < 東海道編11 >
・・・草津宿→石部宿(後編)

ティータイム Take.38 < 東海道編12 >
・・・石部宿周辺散策(前編)

ティータイム Take.39 < 東海道編13 >
・・・石部宿周辺散策(後編)

ティータイム Take.40 < 東海道編14 >
・・・石部宿→水口宿(前編)

ティータイム Take.41 < 東海道編15 >
・・・石部宿→水口宿(後編)

ティータイム Take.42 < 東海道編16 >
・・・水口宿周辺散策(前編)

ティータイム Take.42 < 東海道編17 >
・・・水口宿周辺散策(後編)

ティータイム Take.45 < 東海道編18 >
・・・水口宿→土山宿(前編)

 

ティータイム Take.46 < 東海道編19 >
・・・水口宿→土山宿(後編)