ちょっといい和 Take.69 <東海道編36 - 石薬師宿周辺散策前編> | 日々… 、アート・ライフ

日々… 、アート・ライフ

自分の好きな音楽や、心をユサブラれたアーティスティックなモノ (※音楽以外) を、ツラツラと… 書きつづってみたいと思っています。

このコーナーは、私が東海道五十三次を

京都から江戸(東京)に向かって、

ちびちびと歩いている記録を、

文と写真でつづっています。

まずは「(徒歩で)日本橋に到達する」を

目標に掲げて、頑張っています!

グーおーっ!

私の東海道旅は「広重の浮世絵作品」を

キーワードとしています。

歩く=

 

これまでの旅の記録は、メニューあるいは

こちらの目次 をごらんください!

 

三 電車電車        神社 波 富士山

 

 

ちょい和・東海道編です!ニコ

今回は石薬師(いしやくし)宿・散策の前編です。

 音譜  

 

 

まずは石薬師宿について一緒に勉強しましょう。本 イヒ

 

 

石薬師宿は・・・

江戸から数えて44番目の宿場町です。

1616年に、宿場として制定されました。

本陣3軒、脇本陣0、旅籠(はたご)15軒と規模は小さめで、

主に休憩のために立ち寄る事が多かった様です。

現在は三重県鈴鹿市に位置しています。ニコ

 

 

石薬師を描いた歌川広重の作品の1つが

「東海道五十三次の内石薬師・石薬師寺」 

下矢印

(著作権フリー素材使用)

 

絵の後ろには鈴鹿の山々が、色を分けて遠近を表現されています。

左側中央には、木々に囲まれた寺<石薬師寺>が描かれています。

石薬師寺は、眼病治癒に効果があると伝えられ、

多くの方が参拝されていたようです。

 

 

つづいて移動ルートを確認します!ニコ

 

 

< 前編のおおまかな流れ >

①石薬師一里塚(いちりづか)跡

        下矢印

②石薬師宿の入口の道標

        下矢印

③石薬師寺

 

 

では、本編をどうぞニコ下差し

 

 

日時:3月18日(日)  天気くもり 時々晴れ


今回の出発地点はコチラ下差し

 

 

石薬師の一里塚跡です。ニコ

只今の時刻は、昼前の午前11:55。

 

実は、前々回の庄野宿散策からはじまり、

 

前回の庄野宿→石薬師宿ウォークを経て、

今回の石薬師宿散策と、1日に3コマ分を一度に

催行してきたのでした。びっくり

 

 

後ろを振り返ると・・・しょんぼり

 

 

アップ石薬師宿の入口を示す石標と、

地図と写真が付いた、石薬師宿の案内板ダウン

 

 

下の「←庄野宿 石薬師宿→」が

ミョーにCG(合成)っぽい・・・うーん

 

 

もう一度振り返ると、ちょうど電車がきたので

 

 

上矢印灯ろうと電車を一緒にパチリカメラハッ

ちょっとカブっちゃいましたがガーン

 

 

気持ちを切り替えて、先に進みます。

先ほどの一里塚跡碑のすぐ先にある橋

 

 

を渡り、あたりを見まわすと

下矢印こんな案内板が所々にうーん

 

 

これは国文学者で歌人の佐佐木信綱(のぶつな)氏が

詠んだ短歌をプリントした「歌カルタ」が

掲示されています。うーん

佐佐木氏(石薬師出身)については、

後編で資料館にも足を運びますので、

詳しくはその時にお話する予定です。ほっこり

 

 

こういった物も見つつ、足を進めて

 

 

石薬師宿の入口から歩いて約8分。歩く

到着したのがこちら下矢印 

 

 

石薬師寺です。(時刻:12時3分) 爆笑 

真言宗のお寺で、本尊は薬師如来像。

時さかのぼること、812年。この地にあった巨石に、

弘法大師(空海)が薬師如来を刻み開眼法要を行いました。

その後、当寺は人々の信仰を集め、当時の天皇の

嵯峨(さが)天皇が勅願寺(ちょくがんじ。皇室繁栄などを

祈願して建てられた寺)とし、荘厳な寺院を建立しました。

 

また、すぐそばを東海道が通っていたことから、

江戸時代に参勤交代の城主が、この寺で道中の

安全を祈願した、と伝えられています。

普段は拝めないですが、毎年12月20日のおすす取りの

日に本堂が開扉され、薬師如来像を拝むことが

出来るそうです。にやり

 

それでは、中に入って行きましょう。マリオ

入口の門をくぐり、少し先で右に向くとダウン

 

 

一番奥に本堂があります。

その手前の階段の手前左には、不動明王と

思われる像が見られます。うーん

 

左を向くと、しょんぼり

 

 

アップ背面の炎が赤く塗られた、阿修羅像などが見られます。うーん

 

2つ上の写真に戻り、さらに進むと下矢印

 

 

上矢印関所を思い出すような門が。ガーン

「西国薬師・第三十三番」とあります。

写真にあるように、階段の両脇にも

かわいらしい石像がありますが、この道を

もう少し進んだところに・・・

下差し

 

 

なんとも慈悲深い表情をされた石仏が、

訪れる人を出迎えてくれます。ほっこり

 

さらに奥に進み、本堂の所まで行きます。

本堂は入れないんで、左を向くとダウン

 

 

歌川広重の五十三次の絵「石薬師寺」が

掲げられていました。ニコ

 

 

本堂の左側の道を歩いてみると、

 

 

階段の先の右側には、天満宮があるそうです。うーん

階段を昇る手前で右を向くとダウン

 

 

薬師堂と石仏について説明してくれている

案内板がありました。ニコ

 

 

最初に通った入口に引き返していると、

だいぶピークは過ぎていましたが下矢印

 

 

「嵯峨天皇勅願」と刻まれた碑の前に、

梅の花が咲いていました。ケンちゃんの梅ケンちゃんの梅ケンちゃんの梅

年始に門戸厄神(兵庫)を参拝してから、

「嵯峨天皇」の名につい反応してしまいます。ほっこり

そして、さらに下にカメラを移動すると

 

 

しばの庵 よるよる梅の 匂ひ来て

やさしき方も ある住ひかな

最後に「西行」と刻まれた歌碑がありました。うーん

 

 

石薬師寺をひと通り参拝し、東海道に戻ってきました。

下差しニコ

 

 

アップ石薬師寺の門前で見つけた標識。

 

ここで前編は終了です。爆笑
次回は石薬師宿散策の後編です。

 

 

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

ほっこり