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どもももー。
波風タテ子、アラサー二児の母です。
前回は二児の母らしからぬ下ネタを投入しまして、
誠に申し訳ありませんでした。
今後は あのような事のないよう尽力しません。(こら。)
( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!! (おい。)
いやーね、波風タテ子、
ブログでは放送禁止用語を頻発しちゃってるけど、
実生活では全く、このような事はございませんよ~。
だって私の第一印象はみんな口を揃えて
「お嬢様っぽいよね。」なんだから-。(゚c_,゚`。)プッ
のんのんのん~
ぜーんぜん、お嬢様なんてことは無いわよぉ。
実家は自転車操業、毎月火の車・・・。(え?)
さてさて、そんな「エセお嬢様」タテ子さん、
今回は週末になると我が家に遊びにくる近所の「サーチャン」について話すわ
それでは~、レッツラGO!
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*~*~*~*~*~*~*~*~
私には2人の子供がいる。
どちらとも幼児で、最近やっと子育てが落ち着いてきたな、と感じる年齢の子供だ。
平日は幼稚園に通い、
週末は主に、私一人で面倒を見ている。
この日 いつも同様、主人は仕事で不在。
子供たちの幼稚園は休みだというのに、主人不在の退屈な休日を過ごしていた。
この日の朝、確か時刻は9時半頃。
いつもより のんびり起きて、二階のベランダで洗濯物を干していると
家の前にある公園のブランコで一人の少女が遊んでいた。
彼女の名前はサーチャン、6歳。
サーチャンは近所の女の子で、
私とサーチャンのお母さんも よく話す仲だ。
我が家の上の子とサーチャンは歳が近いこともあって とても仲良し。
休日になるとサーチャンは一人で我が家に遊びに来る。
この日、公園で一人ブランコをしていたサーチャンは
2階のベランダで洗濯物を干す私の姿を見つけると
「リーちゃんのお母さん~!」と言いながらブランコを飛び降りて、駆け寄ってきた。
私は「サーちゃん、おはよう~!」と挨拶を返すと
1階で遊んでいる娘・リーチャンに
「リーちゃん~!サーチャン来てるよー!」と声をかける。
するとリーチャンは「ええっ!」と言いながら階段を上ってきて言った。
「ママ、サーチャンと遊んできていい?」
私はシワシワになったタオルをバッサバッサと叩きながら
「遊んでもいいけど、ママも一緒じゃないと駄目よ?」
「ママの お洗濯が終わるまで待ってて。」
そう告げて、急いで残りの洗濯物を干す。
長女・リーチャンは 一刻も早くサーチャンと遊びたいのか
窓から外を眺め、こちらを見ているサーチャンに手で合図を送っていた。
私は洗濯物を干し終えると急いで階段をおり、公園で遊ぶ支度をする。
「公園で遊びたいなら、きちんとズボンを着なさい」と子供たちに言いながら
自分も急いで日焼け止め塗り、帽子を被る。
玄関のドアを開けると、サーチャンと目が合い
彼女は「リーチャンの おかあさあ~ん!」と手を振った。
私は子供たちの手を牽いて、公園に向かった。
*~*~*~*~*~*~*~*~
子供たちは滑り台に鉄棒、ブランコと一通り遊具で遊ぶと
サーチャンは登り棒つき滑り台で遊び始めた。
その滑り台には階段と登り棒が付いていて、どちらからのアプローチも可能になっている。
サーチャンは階段から上ると、滑り台へは向かわず、登り棒の方へ足を運んだ。
その後ろを私の娘、リーチャンが追いかけていく。
「リーチャン、ここ降りれる?」
サーチャンは娘にそう尋ねると、どや顔で言った。
「私は降りれるよ!」
サーチャンは私の方をみて手を振り、登り棒へピョンッ!と飛び移ると
そのままスルスルッ!と勢いよく地面へ降りた。
そして言う「ほらね!見てた?」。
娘・リーチャンは「すごい凄い!」と喜んで、サーちゃんは得意気だった。
私も「サーチャン凄いね^^」と声を掛けながら、時折、公園に咲いている桜の花を眺めては
子供たちのやり取りを微笑ましく見ていた。
*~*~*~*~*~*~*~*~
「ああっ!!マ●コが痛いっっ!!!!!」
その場の空気が、たった一言で凍り付いた。
私とリーチャンは一瞬 顔を見合わせ、「マ●コが痛い!」と叫びながら自分の秘部をパンパン!と叩くサーチャンを凝視した。
娘・リーチャンが軽蔑の眼差しでサーチャン捉えていた。
「ママ。。。。今、、、、サーチャン、、、、マ●コとか言ってなかった?」
娘・リーチャンが私に小声で聞いた。
「・・・・言ったね。」
私は鰯の腐ったような目でサーチャンを見た。
するとサーチャンは言った。
「え?知らないの?マ●コってココよ!ココ!」
サーチャンはそういうと、再びパンパン!と勢いよく、自分の該当部を叩く。
「・・・・・・知ってるけど。」
娘・リーチャンが答える。
「今 何度も登り棒を降りたから、マ●コが痛くなったってことよ!」
さらにリーチャンは詳細を説明する。
「・・・う、うん・・・・。」
娘が答える。
風がふいた。生暖かい風が。
私たちとサーチャンの間を隔てるように、春の生暖かい風がふいた。
*~*~*~*~*~*~*~*~
「リーチャン、今日はもう、お家に帰ろうか。」
私は娘に告げ、サーチャンにも別れの挨拶をした。
帰り道、娘・リーチャンが再び呟いた。
「サーチャン、マ●コとか言ってた・・・ね・・・。」
M.A.N.K.O.......「MANKO」。
その言葉は、娘にとって よほど衝撃的だったのだろう。
私も
「・・・ね。」とボソリと呟いて、娘の手を牽いた。
そしてこの「サーチャンMANKO騒動」は今後、
私達家族の生活に、暗い影を落としていくこととなる。
つづく。