相談があった河川敷の猫たち⑫　～子猫を連れておじいさん来る　＆飼育放棄猫の引取り

 

猫風邪で鼻水とクシャミ・・・

 

河川敷のおじいさんは、猫だけについていえば、猫好きの善意の人です。

自身で不妊手術もしないし、餌をやるだけの無責任といえば、そうかもしれません。

でも、猫のためにせめてご飯を・・・とお世話しているので、それで命が繋がる子がいるなら・・・と多少のことは目を瞑っています。

河川敷の猫たちシリーズは、どこで完結を迎えるのかわかりませんが、何かあれば記録としてブログ掲載を続けます。

 

人って不思議で・・・

メールで相談を受けるよりも、電話、

電話で相談を受けるよりも、じかに会って顔突き合わせて話をする方が、どうしても気持ちが動くんですよね。

不思議というよりも当たり前か。

メールで数多くの相談が来ますが、顔の見えない相手、そもそも本当の話なのか、本当に切迫しているのか、本当に自分でどうにもならないことなのか、わかりません。

メールを送っても返事が来ないことも多々あります。

 

こちらの返信は、ほとんどが迷惑メールフォルダに振り分けられています。

返事がない、と思っている方がいらっしゃいましたら、迷惑メールフォルダ内をご確認ください。

 

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ここから別の話です。

8月11日に飼育放棄の子猫を引き取りました。

ペットショップで2～3週間前に購入したが、家族にアレルギーが出てしまって飼い続けられないとのこと。

今まで犬も猫も飼ったことがなかったとのことで、わからなかったのでしょうか。

それよりも問題は、連れてきた飼い主さんが、もう80代半ばだったということです。

その後の終生飼育などは考えてはいないでしょう。

娘や孫がいたとしても、果たして面倒を見てくれるのか？

5年後、10年後の身内の事情も、今とは変わっています。

こうしてアレルギーがある家族がいたら、もう飼えない。

 

でも私たちが80代半ばの方に子猫を譲渡できるのか、といえば無理です。

後見人がいれば考えなくもありませんが、基本は、迎えてくださる方ご自身が、終生飼育で看取ってくださる年代である、ということが第一優先です。

では、もっと年齢が上の、例えば10歳を超えるような猫なら譲渡できるのか。

近い将来に病気になるかも知れない、介護が必要になるかも知れない高齢猫も、譲渡しにくいし、おそらくそんな年寄り猫は要らないと言われるのが関の山。

子猫は可愛いし、ひとときは、生活に活力を与えてくれるように見えますが、あっという間に大人の猫になります。

 

飼育放棄は、様々なケースで無くなりません。

飼育放棄が無くならないと、センターに収容される犬猫は減りません。

ペットショップでの販売、そのバックヤードにある繁殖場の問題。

繁殖場を営む人の高齢化もまた問題になっています。

倒れる前に早く廃業して、最後は幸せな家庭に送り出してあげてください。

 

 

長年、外猫の通い猫だった、トラ＆ミーちゃん姉妹

この子たちを可愛がっていたお婆さんのお気持ちで救われました。

毛艶も良くなってきて元気にしています。

野良猫でも同じ命。

 

 

おじいさんの話から、なんか話がまとまらずに飛んでいますが

今週は雨模様で、犬たちの散歩も雨の合間に・・・・

それでも多くのボランティアさんに助けていただき、いつもありがとうございます。

私は部屋に増えた子猫のお世話（現在、部屋子猫7頭）と、一般社団法人アルマの決算報告で少し忙しい数日でした。

今年も美和さん＆keikoさん、決算報告書の準備を手伝ってくださってありがとうございました。

 

 

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