[自社サイトではいつもこんなことを書いています]
23日の米国株市場は
NYダウが+347.51ドル高の25309.99ドルと続伸、
ナスダックが+127.305ポイント高の7337.391ポイントと5営業日ぶりに反発しました。
米長期金利の指標である10年物の米国債利回りと変動性指数(VIX)がともに低下したことで市場心理が改善し、16日以来1週間ぶりに25000ドル台を回復して高値圏で取引を終えました。
米連邦準備理事会(FRB)が年2回、議会に提出する金融政策報告書でさらなる緩やかな利上げが正当化されるとの見方を示したことで、年内の利上げ見通しを巡る懸念が和らいで米債利回りが低下しました。
株式相場の変動率を示すとされるVIXが16台半ばまで低下しました。
20を上回ると不安心理が高まった状態とされますが、ここ数日は20を下回る水準で推移しているため、株価の急変動に対する警戒感が和らいだとの見方から自律反発を期待した買いが続きました。
ナスダックは、アップルやアルファベット(グーグル)、アマゾン・ドット・コムなど主力株が総じて買われ、5営業日ぶりに反発しました。
業種別S&P500種株価指数では全11業種が上昇しています。
週間では、NYダウが0.37%、ナスダックが1.35%、S&Pが0.56%上昇しました。
[来週の主なスケジュール]
27(火) 米2月CB消費者信頼感指数
28(水) 国内1月鉱工業生産、中2月製造業PMI、米10-12月期GDP改定値
パウエルFRB議長の議会証言(下院)
1(木) 国内法人企業統計、米2月ISM製造業景況指数・2月新車販売台数
パウエルFRB議長の議会証言(上院)
2(金) 国内1月失業率・有効求人倍率・家計調査
◆先物夜間取引の終値は21990 +80円高と、高値で取引を終えています。
安値は21800 -110円安でした。
米国時間に一時106円台半ばまで進んだ円高が、取引終盤にかけて円安に振れましたが、金曜日の日本時間で一時回復した107円台までは戻せませんでした。
米国株市場のVIX指数低下が日本株市場にも波及しそうで、このままでいけば月曜日はさらに戻りを試す展開になりそうです。
ただ日経平均のテクニカル指標は高値圏にとどまっているものも含めて、おおかたのものが
もう少し上昇が続くと高値圏を示唆しそうな位置にあります。
この警戒感もあって米国株の大幅高にもかかわらず先物価格が意外と伸び悩んでいるのかもしれません。
フシ目になりそうなポイントは1月23日の取引時間中の年初来高値24129円から、2月14日の取引時間中の年初来安値20950円までの下落の0.382戻しの22164円、
勢いがつけば2分の1戻しの22539円や25日線(23日現在:22569円)、その手前では19日の高値22152円、21日の高値22130円などがあります。
来週からは9日に迎える3月限のSQが少しずつ意識されてくるなか、上昇も下落も一方通行に
なりやすくなるかもしれませんが、基本スタンスとしては安い位置で買ったものは利益確定売りを進めていきながら下落に備えるのが無難だと思います。
日経平均の株価チャートでは、21日に25日線が75日線を上から下に抜けるデッドクロスを
示現しています。
これが意識されて短期的に調整入りする可能性も残されているだけに、やはり段階的な利益確定売りは進めておいていいのかもしれません。
◆有料メルマガのシグナル配信銘柄(騰落率が大きい銘柄)◆
【2月第1週にシグナル配信した銘柄の実績です】
2月23日(金)は
◇前場は買いシグナル点灯1銘柄、売りシグナル点灯1銘柄でした
◇後場は買いシグナル点灯8銘柄、売りシグナル点灯0銘柄でした
◆アメブロ用シグナル点灯銘柄◆
2月16日(金)に公開した銘柄です
<前場>
買いシグナル
鎌倉新書[6184]
売りシグナル
リミックス[3825]
<後場>
買いシグナル
フォーサイド[2330]
広栄化学工業[4367]
こちらでは朝と昼の2回、メルマガ配信している騰落率が大きい銘柄には
選ばれなかったものの、期待度が大きい銘柄のシグナル点灯を毎回2銘柄程度
無料公開していきます。
有料メルマガ配信している騰落率が大きい銘柄と同じように
買いシグナル点灯なら3日目までの安値を買い下がり、
点灯日から14日目までの高いところを売るイメージです。
売りシグナル点灯なら3日目までの高値を売り上がり、
14日目までの安いところを買い戻すイメージです。
【2月第1週にアメブロで公開した銘柄の実績です】
応援よろしくお願いします♪