こんばんは「鎌倉うごかす文庫」店主のおーじーです。
昔、オレはずっとシャイだったが、
世の中が超シャイになってしまった現代では、
とても図々しいロック・スター・オヤジに見えるらしい。
オレは右でも左でも構わないんだ。
そんなことどーでもいいんだ。
右にどんどん行ってみろ。
やがて左側に来ているのさ。
地球は丸いからね。
ー 忌野 清志郎
鼎の軽重を問え。何度でも、何度でも。
今夜も「鎌倉 うごかす文庫」、はじめます。
当店は書店ですので、
基本的に、政治的な信条やメッセージを主張・発信することはありません。
しかし「たったひとつだけ」訴えかけたいことがあります。
それは、この日本という国の「主権者」は、
総理大臣でも、
自己弁護に必死な大臣・官僚でも、
職業化し、志の欠片もない議員たちでもない、ということ。
この国の「主権者」は、私たちひとり一人です。
つまり私たちひとり一人が、この国の 「小さな王様」 なのです。
王様が、王様であることを
自ら放棄することだけはやめて頂きたい。
それが当店からのたったひとつのメッセージです。
例えば、亡き忌野 清志郎の遺した、
「どーだろう、･･･この国の憲法第９条は、
まるでジョン・レノンの考え方みたいじゃないか？
戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。
俺たちはジョン・レノンみたいじゃないか」
というメッセージは、今も多くの人たちの心を打ちます。
改憲か否か？どちらを採るかは、
当然、王様であるあなた次第。
でも、無関心というマントをかぶって、
王様であるあなたが逃げないで下さい。
「ろくな政治家がいない...」、ごもっとです。
ただ、権力者・政治家がまともだった時代など、ギリシアの昔から無かった。
だからこそ「ちいさな王様」を創るために、
多くの困難と犠牲が払われてきたのです。
どうか、その権威を自ら投げ捨てないで下さい。
今夜も一冊の本をご紹介します。
私にとっては特別な、特別な、一冊です。
忌野清志郎『十年ゴム消し』です。
伝説のバンド・RCサクセションの暗黒期（1970年代）に、
清志郎が書き溜めた、詩・日記・私小説などを集めた本で、
ややもするとファン向けの本、タレント本的な扱いを
されているケースもあるようですが、さにあらず。
この本の中には現代を代表する「詩人の全て」が入っているのです。
過激なスタイルで日本におけるパンクの先駆けとなった清志郎ですが、
その内面にある闇、悲しみ、葛藤などが、
混然と収められているまさに「心象スケッチ」。
ぼくは、今まで二十二年間というもの
途方にくれていた
おはよう 午後三時、
いい気持ちで雨が降っている。
夢で見たことを 歌ってきた
夢の中で生きているようなもの
夢の中で年老いて おじいさんになれたらいいけれど
ー と 途方にくれていた。
ぼくを 心の中に入れておくれ
いつか 春か秋に
この詩なんかまさに「ずっと夢を見て 安心してた♬」でお馴染み、
名曲「デイドリーム・ビリーバー」の原型ですね。
ぜひ極上の詩集として味わって頂けたらと思います。
ファンの皆様全然似ておらずスミマセン！！
これまで描いてきたどの人よりも清志郎さんが難しかった！！
特徴がありそうで、意外にない...全体で清志郎さん、というか...精進します。
コピーは清志郎さんの名言をそのまま使わせて頂きました。
最後に清志郎さんの名言で締めます。
（清志郎に訊きました）Q：身長・体重・胸囲は？
清志郎：「１６８㎝ぐらい、５０㎏そこそこ。
胸囲は僕に抱かれてみて判断しろ」
こちらの本は近日中に当店の新着本のコーナーにアップします。
宜しければチラ見してやって下さい。
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