すべての航空会社ではありませんが、やっぱり海外の航空会社、特に民主主義の国ではなかったり、いわゆる先進国と言われる国でないところの航空会社および一般企業は、ちょっと気をつけておかないといけない気がします。

現在は世界的に「低価格競争」に突入していて、サービスや商品の質よりも価格を購入の判断基準にする場合が多いと思います。そうすると、どうしても労働力の安い国のサービス・商品が価格面で優位に立ってしまいますよね。ただし、それは「安全・安心」というものを切り捨てて考えた場合、です。


今回のケースは、ケベック州にお住いのカップルがキューバへ旅行に行った際の出来事
Tristan Lévesque-Lizotteさんと奥さんのSarah Bellevilleさんは8/17にキューバへ1週間の旅行へ。
そしてCamagüeyという小さな空港からAir Cubana機でモントリオールに帰る予定だったのですが・・・・。

CubaFlight AUG272017 01
(大変な目に会ったTristan Lévesque-Lizotteさんと奥さんのSarah Bellevilleさん。CBC Newsサイトより。)

登場予定の飛行機が「レーダーの異常」ということで急遽延期に。
更にその後現地の空港に3日間も足止めされる羽目に!Camagüeyという空港は小さいので他の航空会社の飛行機チケットを変えるカウンターもなく、またAir Cubanaや旅行代理店も、今回の飛行機の一方的な遅延・キャンセルについての説明や連絡も一切なく・・・。


結果2名はずっと空港で待ち続けるしかなく、その間もフライト情報が表示されては延期される繰り返し・・・。


ようやく昨日土曜日にモントリオールに帰ってくることができたお二人。本当にお疲れさまでした・・。


そしてLévesque-Lizotteさんは今回の件でこうコメントをしていました;
格安チケットって、安いだけの理由がある。$150でも$200でも高くてよいから、今回のようなケースにはまらないように、きちんとしたチケットを買うべきだ、って今回のことから学びました。


まさしくその通りですよね。格安チケットもさることながら、航空会社も選ぶべき。今回の件に関しては旅行代理店もAir Cubanaもコメント拒否。


安物買いの銭失い」って言葉の通り、安いものには理由があるし、長い目で見ると、高くても安心・安全がついてくるものの方がはるかに良いと思います。


私も、お金を抑えるポイント、お金で選ばないポイントをしっかり見極めていこうと思います!
特に海外生活ではこの部分って本当に大事になってくると思いますので・・・。



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