こんばんは!
最近、模擬面接の面接担当官の仕事が増えています。
毎年、この時期になると、緊張と真剣さ、初々しさ等、いろいろな刺激を受けています。
さて、今日は、その模擬面接で気になったことを書きます。
就職活動において、マナーはとても大切です。
でもね、過度なかたち重視はどうなんだろう!?
例えば、ドアのノックについて。
きっと、多くの人は3回だと教えられたと思います。
なかには、4回が正式と教えられた人もいると思います。
2回はトイレにおけるノック回数だからやめた方が良い。
こんな感じで教えられたのではないでしょうか。
それでは、例1、例2を読んでみてください。
場面は面接、入室時のノックをするところです。
■例1
コン、コン、コン。
■例2
コン、コン、……(間)、コン。
はじめに、ゆっくりテンポ良く2回ノックをする。
少しの間ができる。
あと1回ノックしていないことに気づき、1回ノックをつけ足す。
例1は、ゆっくりテンポ良く3回ノックをするのは、マナー講座通りなのでOKです。
例2は、同じノック3回でも人事担当者に与える印象は全く違います。
当然、これはダメな例です。
この場合は、2回のノックでOKです。
なぜなら、数合わせのために忘れた1回分を足す方が不自然だからです。
ここからが重要なところです。
人事担当者の本音、裏話を書きます。
ノックの回数が違ったからといって、
私たちは不合格にしたりしません!
たしかにマナーは重要ですが、ノックの回数なんて教えればすぐに改善できることです。
それよりも私たちは、もっとみんなの能力を知った上で合否を判断したいんです。
だから、ノックの回数で不合格にしたりしません。
まぁ、知らない、できないよりは、知ってる、できる方が良いですが、、、。
でもね、過度にかたちに拘るのはどうなんだろう!?
きっと、こだわるべきところは別にあると思うんだけどなぁ。。。
今回はここまで。