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ディズニーシーの超レアお土産。ダッフィーを初めて売りだしたスクルージの店『マクダックス・デパートメントストア』スクルージ銅像とその半生

テーマ：素敵なデザインインテリア・雑貨♪(3256)

カテゴリ：ディズニー

ディズニーシーがオープンして間もなくの頃

だったと思いますが、偶然立ち寄った

『マクダックス・デパートメントストア』

でひとめぼれしてスクルージの銅像を

買ってしまいました。

たぶん16年ほど前のことだったと思います。

この像は真鍮でできているので、

とても重くて1.1Kgもあります。

どれくらい生産されたものなのか分かりませんが、

webで探してもほとんどヒットしなかったので

かなりレアなお土産なんだと思います。

それもそのはずで、何の役にも立たない

純粋に単なる置物です

何の役にも・・・のくだりは撤回します。

自分にとっては、とても和やかになる置物です

ただ、スクルージは、

さほど有名なキャラクターでも無く、

どうしてこの置物をこんな立派に作ろうと

思ったのか謎が残ります。

しかしこの銅像、出来が凄くいいです。

全体感のバランスが芸術的です。

買わずにはいられない佇まいでした。

10セントコインの頂上で、

誇らしげに胸を張る姿も素晴らしいですし、

何より愛嬌があって凄くかわいいです。

よく見ると、このコインにはラテン語で

”FORTUNA FAVET FORTIBUS”

と書かれています。

古代ローマの諺らしく、英訳すると

”fortune favors the strong”

もしくは

”fortune favors the brave”

となり、

”幸運は勇者を愛する”

といったような意味です。

（ラテン語は分からないのでlatin-English辞書に頼りました）

裏面の”1910”はデパートの開業年を示しています。

・・この辺りの拘りがしっかりしているのが、

ディズニーの良いところです。

ストーリーに一貫性があります。

やはり、買ってよかった、と思えます

ここで遅まきながら、スクルージについて書きます。

スクルージ・マクダック（Scrooge McDuck）

妹のホーテンス・マクダックは

ドナルドダックの母親なので

スクルージはドナルドダックの伯父さんにあたります。

1867年　スコットランド生まれ

なのでバグパイプが好きだったり、

スコーンが好物だったりするようです

初めて自分で稼いだお金が10セントであり、

これが米貨だと知ったスクルージは渡米を決め、

質屋を経営し、ゴールドラッシュで利益を伸ばし、

石油だダイヤだと、あれよあれよという間に

億万長者になりました。

（ギャンブルの類は嫌いなのでしません！）

米フォーブス誌が毎年、世界の億万長者を

発表していますが、それのフィクション版では

スクルージがトップです

フォーブス誌 fictional 15（公式）

なんとWorth＄65.4Billion（資産654億ドル/7兆円超）

もの資産を持っているそうです

ビル・ゲイツの＄75Billionに届きそうな勢いです。

スクルージは最初に稼いだ10セントを

”First Dime"としてずっと大切にしています。

一部の説明ではこの部分を

「幸運の金貨」と訳していますが、

オリジナルのコミックでは

"the first Dime I ever owned"

（ずっと持ってる初めて（稼いだ）の10セントだよ）

とスクルージはドナルドに説明しています。

そのうえ、

"this old Dime is a symbol of

　　　that thriftness - nothing more"

（その古い10セントは

　　　倹約のシンボル、ただそれだけだよ）

と続けています

スクルージはドナルドに

努力して働いてお金を手にする意味を

さり気なく伝えていました

そういえば、ダッフィーのぬいぐるみを

一番初めに売り出したのも

この『マクダックス・デパートメントストア』

でした。

先見の明がありますね