老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

423;もうひとつの「彼岸」

2017-09-23 19:46:31 | 老いびとの聲
もうひとつの「彼岸」

川には両岸がある
自分が立っている岸は 
此岸(しがん)であり
この世の世界は娑婆世界であり
生老病死に苦しむ人間の世界

刑務所から出所するとき
娑婆に帰る


川向うに見える岸は
彼岸であり
あの世の世界は天国と地獄
死の世界でもある
天国に逝くか
地獄に逝くかは
天と地の違いがある


天国は極楽浄土の世界
キリスト教で言うならパラダイスの世界なのだろう

彼岸の日に
彼岸から
三途の川を渡り
此岸に着く
つまり刑務所の出所ではないが
娑婆に日帰りし
家族と再会した後
彼岸に戻る
七夕の彦星、織姫は年に1度しか会えないが
彼岸は春秋あるので年に2度家族に会える
そんな彼岸の日ならば
死後の心配はなくなる

普通ならばこの世からあの世に往けるよう
仏に合掌する

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