これは番外編です。
初めての方は、ぜひ1話目から読んでいただけると嬉しいです↓

人から受けた厚意(親切)を、その相手に返すことを「ペイ・バック」

受けた相手に返すのではなく、『次へ渡す』ことを「ペイ・フォワード 」



妻を失くしてから、私たち家族はたくさんの人に支えられ、

なんとか生活をしていました。

大切な人を失った時、人を恨んだり社会を恨んだりする気持ちも

心の底にはあったかもしれないけど、

当時の私は受けた恩に感謝する日々を送っていました。

何かできることはないだろうか、そんなことを考えていました。

そして妻を亡くしてから4年目の2001年、ある一本の映画に出会いました。




「ペイ・フォワード」は、11歳の少年トレバーから始まります。

授業で「今日から世界を変えてみよう」という課題を出されたトレバーは、

「人から受けた厚意を、その相手にではなく、他の誰かに渡していく」という
アイデアを思いつきます。

そのシステムは単純で、人から受けた恩を、その相手ではなく
他の3人に「渡していく」というもの。




困ってる人を助け時、その相手が「お礼をさせてください」と言ってきたら、
「お礼なら私ではなく、違うの3人に渡してください」と伝える。

これが連鎖していけば、世界が変わるかもしれない。



死別者は、社会貢献やボランティアに参加している人が多くいます。

同じように感謝の気持ちを次の人に渡していくためだと思います。
 
私も20年、その気持ちを忘れずにきたつもりですが、
なかなか世界は変わりませんね。


でもそれはまだまだ足りないからだと信じたいです。


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