4・18に書いた中川議員の奥さんがテレビ取材を受け土下座をして謝罪していた。いい奥さんだ。亭主のしでかした不始末を女房がわびる。これポイント高いでしょ。

 

ネットでも話題になっているが、奥さん現在闘病中とのこと。う〜ん、これはダメでしょう。病人にこんなことさせちゃあ。某テレビの取材内容もマズイナァ。

 

奥さんの心境はいかばかりか。今回は早々に役職を辞任しており、なおかつ離党しており、SNSでも釈明してるし。大人の事情もあるだろうから今回は奥さんに免じてお構い無しでいいでしょう。議員にはさらなる活躍をしてもらったほうが良いし、奥さんの快方にもなると思う。

 

ネット上でも某テレビ局の報道姿勢を非難する声が多い。拙ブログで取り上げた理由は議員の脇の甘さである。天下国家に奉職する身なのだからしっかりして欲しいのだ。全国民だってそう思うはず。

 

それにしてもBPO(放送倫理・番組向上機構)って機能してるの?メディア全部がおかしいのか。オレもおかしいのか。昭和の中期「一億総白痴化」と社会評論家大宅壮一が作った言葉がある。かれこれ60年か。主旨はテレビは低俗であるから見てばかりだと想像力も思考力も低下するという意味合いだった。その後社会のありようも変化し、テレビ番組も知的なものへと変化していった。今現在もくだらないと思う番組があってもいいし、イヤなら見なければ良い。と同時に、大げさに言えば日本がなくなっていくようにも感じる。この辺の考察もいずれしてみたい。知らぬ間に考察ブログになってたらごめんね。

 

オレの中ではっきりしているのは2003年から日本は根幹からおかしくなり始めたと断定する。そして2009年にピークを迎えた。その後わずかではあるが持ち直しつつある。それでも言いようのない一抹の不安定感、期待感の減少を感じる。歳とかではなくってね。

 

時代の変化というのは否応無しに訪れる。今は戦後最大の変化を迎えようとしている。100年後、300年後、500年後の日本人はこの時代をどう評価するのか大いに興味がある。鶴亀がうらやましいかな。歴史の転換点というダイナミックな時代を生きているのかもしれない。なんかカッコいいなぁ。

春うららかな午前にかように思うのであります。

 

 

 

ご譲位についても会合の全記録・全資料読んだけど、出席者の立場によって用語の使い方もまちまちである。まぁ、生前退位がなくなっただけでも良しとしましょうか。